「洗車中の水が隣の家に流れていってしまい、苦情を言われてしまいました。隣の家には排水溝がないため、苦情を言われてしまった感じです。洗車中の水をせき止める方法って何かありますでしょうか?」
そんなお悩みにお答えします。
ご近所トラブルで何かと多いのが、洗車中の水の排水についてです。
隣の家に排水溝がなかったり勾配が取れていなかったりすると、洗車の水や泡が流れていってしまい、苦情の元となってしまいます。
そこで今回は、洗車中の水をせき止める方法についてまとめました。
ご近所トラブルを回避したい方はぜひ参考にしてみてください。
洗車の水をせき止める5つの方法
洗車の水をせき止める方法は、おもに下記の5つがあります。
- 節水コーティングセットを使う
- フクピカを使う
- 土嚢を使う
- 洗車場に行く
- ドライテックにする
それぞれ説明していきます。
1. 節水コーティングセットを使う
引用元:Amazon
まず最初にご紹介したいのは、「節水コーティングセット」を使用する方法で、洗剤・噴霧器・バケツ・スポンジ・クロスがセットになっています。
使用する水は、噴霧器に入れて車体に噴射する水と、スポンジやクロスに水を含ませるためにバケツに入れる水のみです。
特殊なクロスを使用し、多くの水を使用しなくても車体の表面の汚れを落とすことができるというメリットがあります。
ただし水を使用しないわけではないので、車の汚れ具合などによっては多くの水を使用してしまい、隣近所に流れる可能性があるというデメリットがあります。
2. フクピカを使う
引用元:Amazon
水を使用せずに洗車する方法として、「フクピカ」という商品を使用する方法があります。
「フクピカ」は、何と言っても全く水を使用しないので、近所迷惑になる洗車の排水が発生しないというメリットがあります。
デメリットは一回使用したら終わりであることと、使用後にゴミが発生することなどがあります。
3. 土嚢を使う
洗車の水をせき止める方法として、土嚢を使うのも効果的です。
古典的な方法ですが、多くの水が発生しても流れをせき止めることができ、自分の積みたいように土嚢を配置できるメリットがあります。
せき止めた水は、ドライワイパーを使用して集め、流したい方向に排水すると近所迷惑になりません。
一方で、土嚢を運んで積むことはかなりの重労働で、流れる水をせき止めるには土嚢の数もそれなりに必要なことがデメリットです。
4. 洗車場に行く
洗車場に行って洗車すれば、近所迷惑を考えることなく大量の水を使用して洗車できます。
洗車場での洗車は、汚れが酷い場合でも多くの水を使用してしっかり洗車できるというメリットがあります。
一方で、洗車をするために洗車場まで移動しなければならないことがデメリットです。
5.ドライテックにする
ドライテックとは、特殊な材料を配合した新しいタイプのコンクリートです。
なぜコンクリートの一種なのに洗車の水をせき止められるかというと、ドライテックには透水性があるからです。
普通のコンクリートは水を通さないため、通常は水勾配がつけられているので、水を使用すれば流れてしまいます。
ところが、ドライテックは水を使用しても地面に水がしみ込んでいくので、隣近所に流れていきません。
この透水性のおかげでドライテックには水勾配をつける必要がなく、水平になっているため、洗車のような作業もしやすいのです。
また、ドライテックは透水性のおかげで水たまりができないため、快適に作業できます。
さらに、ドライテックは表面がざらついているので、水に濡れても滑りにくいというメリットも。
普通のコンクリートは表面が滑らかなために水に濡れると滑りやすく、転倒の危険性もありますが、ドライテックならばそのような危険性が低くなります。
このようにメリットがたくさんあるドライテックですが、デメリットもあります。
既に普通のコンクリートが打設されている状態でドライテックを利用したい場合は、コンクリートの解体から始めなければなりません。
コンクリートの解体にはかなりの費用がかかるため、予算が限られている方にはおすすめできません。
まだ舗装されていない状態で、これから庭や駐車場を整地する予定の方は、最初からドライテックにすることがおすすめです。
以上のように、洗車の水をせき止めたり排水そのものをなくす方法があるので、ご自分に合った方法でトラブルを回避すると良いでしょう。
まとめ
ご紹介してきたような方法で洗車の水をせき止めたり、洗車の排水を出さないようにすることによって、隣近所に迷惑をかけることなく洗車することができます。
その中でもドライテックは、洗車の排水が流れないだけではなく、その他にも多くのメリットがあるので、この機会にぜひドライテックを検討してみてください。
それでは今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。