「庭の傾斜がないせいなのか、雨が降ると犬走りに水が溜まってしまい中々はけません。去年に建て替えたばかりなんですが、古い家の時は気にしてなかったんですが、新しく建て替えてからまとまった雨の時などに、水が溜まってしまい、家の基礎が傷んでしまわないか心配です。何か犬走りの水たまりに良い対策方法はないでしょうか?」
そんなお悩みにお答えします。
今回はわりと多くの人が悩んでいる「犬走りの水たまり」の対策方法についてまとめてみました。
犬走りは水たまりができやすい...
犬走りには水たまりができやすいと言われていますが、その理由はしっかりと水勾配を取っていないからです。
犬走りは住宅の周囲を囲むようにある幅数十cmの場所のこと。
非常に狭い場所であるため、住宅の新築時には施主も施工業者もあまり目が行き届きません。
そのため、施主は費用を抑えるために工事を業者任せにしてしまうことが多いのです。
業者にとっても狭い犬走りに水勾配をつけることは簡単ではないので、特に注文がない限りは緻密な水勾配をつけないまま施工します。
その結果、犬走りに水たまりができやすくなるのです。
また犬走りに水たまりができると、次のような2つの弊害があります。
1. カビや苔が発生する
犬走りは住宅を囲んでいるので、必ずどこかが日陰になります。
日陰に水が貯まると乾きにくく、じめじめした環境になり、カビや苔が発生しやすくなるのです。
狭い犬走りでカビや苔が発生すると掃除をすることも大変で、カビは健康被害の原因になる可能性もあります。
2. 蚊が発生する
蚊の幼虫のボウフラは、わずかな水たまりがあれば成長することができ、早くて3日で成虫になります。
蚊の発生は不快なだけではなく、伝染病が広がる危険性もあり、自宅だけではなく近隣にも迷惑となるので注意が必要です。
以上のように、犬走りに水たまりができると決して軽視できない弊害があるため、後悔しないように施工しなければなりません。
【犬走りの水たまり】対策方法を5つ紹介します。
犬走りに水たまりができないようにするためには、次の5つの方法があります。
1.砂利を敷く
2.固まる土を使う
3.浸透ますの設置
4.コンクリート舗装
5.ドライテック舗装
それぞれの方法について詳しく紹介します。
1.砂利を敷く
犬走りに砂利を敷くことにより、水たまりができないようにすることができます。
雨が降っても水が砂利の中に浸み込んでいくので水たまりができません。
砂利を敷くことにより雑草も生えにくくなり、歩くと足音がするので侵入者に対する防犯対策にもなります。
費用も安価で、DIYで施工することができます。
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砂利+グラベルフィックスを敷けば最強です
砂利舗装材「グラベルフィックス」をご存知でしょうか?
グラベルフィックスは砂利を固めて飛散を防ぐ砂利の舗装材です。
砕石と敷き砂の上にグラベルフィックスを敷いて、その上から砂利を敷けば、雨水を通す層ができて水たまり対策になります。
そんなグラベルフィックスが格安で購入できるサイトが下記になります。
砂利とセットで購入すると10%OFFになるので、最安値でグラベルフィックスを購入したい方はチェックしてみてくださいね。
2.固まる土
ホームセンターで販売されている「固まる土」を敷くことも1つの方法で、DIYでも施工が可能です。
固まる土にはたくさんの種類があり、色・成分・材質など、自分に合った商品を選べることが魅力。
固まる土にはわずかに透水性があり、少量の水分は地中に通すので、水たまりができにくくなります。
ただし大雨が降ると水たまりができやすいので、施工するときに水勾配をつける必要があります。
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3.浸透ますの設置
犬走りに浸透ますを設置することで排水性を高めて水たまりをできにくくする方法もあります。
犬走りが土の状態であれば可能で、排水効果は高く、地面を掘り起こして浸透ますと浸透層を埋める工事はDIYでも可能です。
ただし工事にはやや技術が必要で、施工する前に十分な下調べを行っておいたほうが良いでしょう。
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4.コンクリート
犬走りをコンクリートで固める方法は多くの宅地で行われています。
耐久性が高く、雑草対策にもなり、一度施工してしまえばほぼ永久に使用することができます。
ただしコンクリートは水を通さないので、水たまりができないようにするためには水勾配をつけなければなりません。
場合によっては排水溝などの水の通り道も必要になるでしょう。
施工は業者に依頼する必要があり、費用も他の方法よりは高価になります。
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5.ドライテック
ドライテックは新しいタイプのコンクリートで、特殊な材料が配合されており、水を通す特徴があります。
なぜコンクリートなのに水を通すのかというと、微小な穴が無数に空いているからです。
ドライテックは透水性があるために、普通のコンクリートのように水勾配をつける必要がありません。
日陰であろうと水たまりができることはなく、じめじめした環境にならないので、犬走りを常に快適な状態に保つことができます。
それ以外にもドライテックは、表面がざらついているので濡れても滑りにくく、転倒による怪我のリスクが低いというメリットも。
しかも普通のコンクリートと同じように高い耐久性もあり、ほぼ永久に使用することができます。
ドライテックの施工を注文できる業者はまだ限られていますが、全国に点在しており、「庭コン」で簡単に検索が可能。
また東京都・埼玉県にお住まいの方には「ドライテック施工業者」で実績のある優良な施工業者を紹介しているので参考にしてください。
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結論:予算や景観に合わせて対策方法を決めましょう!
犬走りに水たまりができると深刻な弊害があるので、新築の場合は施工前に対策を考えておいたほうが良いです。
また既に水たまりができてしまっている場合は以下の対策方法があります。
- 砂利を敷く
- 固まる土を使う
- 浸透ますの設置
- コンクリート舗装
- ドライテック舗装
ご自身の予算や家の景観に合った方法を選んで対策してみてください。
この記事を参考にご自分に合った方法を見つけていただければ、後悔のない選択ができると思います。
またコンクリートやドライテックなどの工事は業者に依頼が必要です。
もし業者に依頼してリフォームをするなら、業者選びは1社だけに頼らず、複数社の見積もりを取りつつ信頼できる業者を見つけるようにしてくださいね。
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メーカー商品はどこで買っても品質は一緒です。販売価格や工事単価が業者によって違うだけだからです。
とはいえ、「そんないくつもの業者に問い合わせするのは面倒!」という方は、無料で優良業者をカンタンに検索できるサービスがあるので利用してみてください。
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外構やエクステリアのお買い物は一括見積もりがおすすめな理由
価格を安くできて、優良業者が見つかるからです。
外構やエクステリアのお買い物は、一般の人であれば人生に一度か二度経験するくらいのこと。そのため知識がないのが普通です。
だから後悔しないよう、価格を安く、かつ失敗しない外構にするには業者選びは慎重に。
そのため1社だけではなく複数業者に相談することを強くおすすめします。
前述したサイト「外構相談比較ランキング」は、厳しい審査をクリアした優良業者のみ登録しています。そのため悪徳業者は完全に排除されています。
地域によっては登録業者が少ないこともありますが、悪徳業者に当たることはまずないので安心してください。
実際にサイトを見て頂ければ分かりますが、大手ハウスメーカーから地元の工務店まで幅広く、新築外構にも対応しています。
また一括見積もり依頼は1分で終わります。必要最小限の項目だけでOKです。
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それに業者探しの手間が省けると、商品やプランの検討に時間が使えるようになるので、外構に失敗する可能性は低くなります。
業者選び、商品選びとやることも多くなると、結局の目的は何だったのか見失ってしまうことも。。。そんな心配もなくなりますね。
一括見積もりは「検討段階」でもOK
「注文するかどうか分からない」といった、とりあえず考え中の段階でも大丈夫です。
業者側もそうした相談が多いことは分かっているので、丁寧に相談に乗ってもらえます。
特に新築の場合は考えることも多いですからね。新築の場合は備考欄に「新築外構」と入れることで得意な業者さんを紹介してくれます。
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見積もりと1~2時間の打ち合わせで、この先10年~20年使うお庭が決まってしまうので、ここで手を抜くのはもったいないです!
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