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【費用例あり】アスファルト舗装の単価・値段について解説します

「家の駐車場をアスファルト舗装したいんだけど費用はどれぐらいかかりますか?」

今回はそんな疑問にお答えします。

駐車場が土や砂利の状態だと雨が降ると水たまりができてしまいます。

そこで一つの解決策となるのがアスファルト舗装です。勾配をつけてアスファルト舗装することで水が流れるので解消することができます。

ただ舗装するには業者にお願いする必要があるので、費用が気になるところです。

そこで本記事では、アスファルト舗装の費用について解説したいと思います。

また、アスファルト舗装のメリット・デメリットについて、土間コンクリート舗装との違いはなど、アスファルト舗装をするにあたっての注意点なども詳しく説明していきます。

 

アスファルト舗装の費用について

アスファルト舗装の費用は、一般的に1㎡当たりの単価が3,000円〜8,000円で、平均5000円程度は必要となってくると考えておいて下さい。

でもどうしてこんなに舗装の単価が変わってくるのって思いますよね。

それは、地域によっても変わってくるのですが、地盤の状態や施工場所が狭いや僻地など難しい場所になればなるほど単価が上がっていったりと、現場状況により変化するからです。

施工場所の難易度がとても高い、地盤の状態がとても悪いなどした場合は倍以上、5倍以上の単価になることもあります。

反対に地盤は調整程度、施工しやすい場合などは単価が下がる場合もあるでしょう。

アスファルト舗装するには、まずは業者から見積もりをとるところからですが、ここで大事な注意点があります。

見積もりは少なくとも2~3社からとるようにして下さい。

それは業者によっても施工費用が違うからです。

業者によって舗装の単価価格設定や、今の地盤の状態をどのように考えているかなどが違うので、きちんとした舗装してもらうためにも1社見積もりはさけるようにして下さいね。

 

アスファルト舗装の単価について

先ほど、アスファルトの施工費用単価が1㎡3,000円〜8,000円で、平均5000円程度と説明しました。

この費用というのは、アスファルト舗装をするだけの費用ではなく、それ以前の作業も含めた費用になります。

アスファルト舗装が完成するまでにどういう作業が必要なのか、その手順とともに作業ごとの単価についても詳しく説明していきますね。

 

作業手順① 鋤取り(すきとり)作業

路床を作ります。路床とは、現状の土を掘るすきとり作業をして、路床となる土を均一の高さに仕上げる作業のことです。

すきとりにかかる費用は、1㎡あたり約500円~1000円前後かかります。

すきとり後の路床の仕上げにかかる費用は、1㎡当たり約350円~500円前後となります。

ただし、すきとり作業が必要になるかどうかはアスファルト舗装を考えている現場状況により判断する形になります。

路床の仕上がりは、アスファルト舗装の仕上がりより20㎝下がりぐらいのところになるので、すきとり作業が必要がない現場であれば費用がかからないことになります。

 

作業手順② 路盤調整工事

路盤を作ります。路盤は大きくわけて下層路盤と上層路盤からなります。

下層路盤は、大粒の上層路盤は小さめの砕石を機械や人力で敷き均して、きちんとした密度になるまで締め固めます。

これを怠ると地盤が下がるなどが起こります。

路盤調整工事にかかる費用は1㎡当たり約900円~1500円前後となります。

 

作業手順③ 基層・表層づくり(アスファルト舗装)

路盤を固めたら、いよいよアスファルト舗装工事になります。

アスファルトは、基層と表層という2層になっていて、基層づくり→表層づくりという流れになります。

機械や人力によるアスファルト合材を敷き均し、締め固める作業になります。

かかる費用は、1㎡当たり約3500円~4000円前後となります。

 

アスファルト舗装の作業としての費用は以上になりますが、他にも下記のような費用が発生するケースが多いです。

・残土処分

すきとった土の処分費(残土処分)が約1㎡当たり1000円~2000円前後かかります。

・重機の回送費

現場で重機をつかう場合、重機の回送費(重機を現場まで輸送する運搬費用))などに約50000円程度かかります

・諸経費

施工場所によっては交通誘導が必要となる場合は、交通誘導員費1人1日18000円程度かかります。

また、現場管理費、諸経費が、費用の約10%程度見積もりには含まれてきますので覚えておいて下さい。

 

アスファルトで駐車場をつくる場合の費用について

ここまではアスファルト舗装するだけの費用についてでしたが、もしアスファルトの駐車場をつくるとなった場合には、舗装以外にも必要となってくる費用があります。

 

① ライン引き

駐車区画の線を引くためのライン引きにかかる費用は、1m約500円前後。

②駐車区画番号の記載費用

駐車区画番号の記載費用は、1台分約600円前後。

③ 車止め

車止めは車一台に付き2つ必要となってきます。1つ当たりの費用は約3000円前後。

④歩道の切り下げ施工費

歩道の切り下げ施工費は、約30万円~50万円程度

⑤清算機

清算機を設置する場合は、1台約50円万程度

⑥駐車場看板や照明

駐車場看板や照明は、約20万円程度

⑦駐車場ゲート

駐車場ゲートは、1台約30万円~50万円程度

⑧駐車した際のロック板

駐車した際のロック板は、1台約10万円前後

 

ちなみに、⑤~⑧は別に設置施工費約50万以上が必要となってきます。

駐車場として活用する場合は以上のものなどが必要となってきます。

上記以外にも、障害者の方や妊婦、ケガの方、ご高齢の方用の駐車スペースとなる場所に記載されている思いやりマークは、都道府県で申請等が必要となってきますので、まずは役所へ問い合わせをしてみてください。

 

アスファルト舗装の駐車場の費用例

駐車場をアスファルト舗装で施工しようとした場合の具体的な費用例をあげてみますね。

今回の費用例の単価は、以下のように設定しておきます。

・路床の仕上げ費用1㎡当たり350円

・路盤費用1㎡当たり900円

・アスファルト舗装費用1㎡当たり3,500円

=アスファルト敷設までに必要となる費用1㎡当たり4,750円

車止め1台分(2個)6,000円・重機回送費50,000円・管理費及び諸経費が小計の10%で、上記で今回はアスファルト舗装の費用を算出してみたいと思います。

ただし、すきとり、残土処分、ライン引き、バーの設置などを含まない費用となっております。

 

①駐車場の広さが50㎡、2台分の駐車場を作る場合の費用について

・50㎡×1㎡当たり4,750円=237,500円

・車止め6,000円×2台分=12,000円

・重機回送費50,000円

上記をすべて合計すると、237,500+12,000+50,000=299,500円

小計299,500円+管理費及び諸経費10%(29,500円)=合計329,450円(税抜き)

 

②駐車場の広さが100㎡、4台分の駐車場を作る場合の費用について

・100㎡×1㎡当たり4,750円=475,000円

・車止め6,000円×4台分=24,000円

・重機回送費50,000円

上記すべて合計すると、475,000+24,000+50,000=549,000円

小計549,000+管理費及び諸経費10%(54,900円)=合計603,000円(税抜き)

 

あくまで目安ですが、上記のような費用感になります。

アスファルト舗装を考える際の参考にしてみて下さい。

 

アスファルト舗装のメリット・デメリットについて

アスファルト舗装の費用のことだけではなく、アスファルト舗装のメリット・デメリットについても詳しく説明します。

 

アスファルト舗装のメリットについて

①単価が安くすむ。

駐車場経営を考えている方など単価が安いと、最初にかかる施工費が少なくて済むのはありがたいですよね。

②騒音や排水性の高さから車の走行に適している。

アスファルトに目地(コンクリートの継ぎ目)などがないので騒音が少なくてすむ。

排水性アスファルト舗装や透水性舗装のように舗装内に雨水などが浸透するような舗装は排水性が高く車を安全に走行でき、アスファルトは柔らかいので車の乗り心地が良くなります。

③施工日数が少なくてすむ。

アスファルト舗装は施工完了後、舗装の温度が下がれば車の走行が可能となるため、舗装工事がすむと数時間で現場を解放することができる。

 

アスファルト舗装のデメリットについて

①耐久性は低い。

アスファルトの合材は柔らかい特徴があるので、大型車輛などがよく通るなど衝撃が加わりやすい場所ではわだちができたり、ひび割れなどが起こりやすいため数年おきに点検や補修工事が必要となってくる。

②耐熱性が低い。

アスファルトの原料は石油のため暑い時期はすぐに高温になりやすい。

③寿命が短い。

アスファルトは耐久性が低いため寿命が短い。耐用年数は10年と考えられています。

 

アスファルト舗装は施工扱い安く単価も安いですが、点検や補修費用が数年おきに必要になってくることも頭に入れておきたいとこですね。

 

アスファルトの種類について

実は、アスファルトの種類はいくつかあります。

ここでは、

①もっとも使われている舗装

②駐車場などに最適な舗装

③もっとも簡易的にできる舗装

この3種類について詳しく説明していきますね。

 

①もっとも使われている舗装

もっとも一般的に使われているアスファルト舗装は、密粒度アスファルト舗装、アスファルトと砕石や砂などを混ぜ合わせた物をいいます。

施工期間が短く、補修などの点でも簡単に出来るといった利点があり、国内のほとんどの道路で採用され、駐車場などにも使われている舗装方法です。

 

②駐車場などに最適な舗装

駐車場や歩道などに使われていることが多いアスファルト舗装は、透水性アスファルト舗装、雨の水などをアスファルト舗装の中の路盤の下の路床(工事をはじめる前の地盤)まで浸透させる舗装方法です。

施工費用は低く抑えることができ、水をアスファルトの下に浸透してくれるのはよいのですが、注意点として、勾配が急な場所でこの舗装方法をさいようするとアスファルト下が浸透した雨水などが路盤を削ったり、路床を洗い流したりし強度不足になることもあります。

 

③もっとも簡易的にできる舗装

簡易的にできる舗装「防塵塗装」の説明の前に、アスファルト乳剤ってしってますか?

アスファルト乳剤とは、アスファルトを加熱して液状にし常温で扱えるようにしたもの、これが今回の防塵塗装の一番大切な物になってきます。

防塵塗装は、施工場所をまず砂利で均一な高さに整地します。

そして整地した所にアスファルト乳剤を散布します。その後砂やアスファルトを砕いた破砕材をまき、しっかりと転圧し完成です。

熱い合材を使うことなく簡単に施工でき、価格も安く出来るのですが、耐久性には優れておりませんので注意して下さい。

 

いろいろな舗装の種類がありますので一番用途に良いものを使って下さいね。

 

コンクリート舗装との違い

アスファルト舗装かコンクリート舗装か、どちらか迷われている方も多いと思います。

コンクリート舗装は、アスファルトの合材ではなく、砂、セメント、砂利等を練り混ぜたコンクリートで舗装されたものです。

ここでは、コンクリート舗装のメリット・デメリットについてもお話していきたいと思います。

 

コンクリート舗装のメリットについて

①固くて頑丈。

鉄筋やワイヤーメッシュをコンクリート内にいれているためひび割れなども起こ しにくい。

②耐久性が良い。

使用年数20年でアスファルトの倍の年数は既存のまま使えます。補修工事も少なくすむので費用も抑えれます。

③耐熱性が良い。

アスファルトよりもコンクリートの方が熱くなりにくい。

 

コンクリート舗装のデメリットについて

①施工費が高い。

価格はアスファルト舗装の2倍は必要となってきます。

②施工日数がたくさん必要になる。

鉄筋の配筋や型枠の建て込み、コンクリートが乾くまで車を走行することはできません。

なので工事日数がかかります。アスファルトの場合路床、路盤、アスファルトの敷設後、アスファルトの温度が下がればその日のうちに車を走行することが出来ます。

 

コンクリート舗装とアスファルト舗装の違いは、コンクリートの方が耐久性や耐熱性、固さには優れているが、アスファルト舗装の方が施工費は安く抑えることが出来、施工はしやすく施工日数も短縮することが出来ることです。

そして車の走行にはアスファルトの方が適している。コンクリート舗装にするかアスファルト舗装にするかは、現場にあったものを選ぶことが重要となりますが、価格や施工日数のことも視野にいれて考えてみて下さい。

 

自宅の駐車場ならコンクリート舗装のほうがおすすめ

自分の家の駐車場でアスファルト舗装かコンクリート舗装かで迷っているのであれば、迷わずコンクリート舗装を選んで下さい。

コンクリート舗装の方が表面の仕上がりがザラザラしていないので、バーベキューをしたり子供が遊んだりしやすいですし、もし転んだりした時もアスファルトよりは怪我は最小限ですむと思います。

それにどうしても家の駐車スペースともなると、1台~3台程度が止めれるぐらいの面積になりますよね。

アスファルトの舗装の単価はコンクリート舗装より安いと思われがちですが、アスファルト舗装の場合施工範囲が狭くなればなるほど単価が高くなります。

コンクリート舗装と値段が変わらないのであれば、鉄筋などが入って耐久性のよいコンクリート舗装を選ぶことをお薦めします。

 

まとめ

今回はアスファルト舗装の費用について詳しくご紹介致しました。

アスファルト舗装の施工費用例や内訳、駐車場を作る際に必要となってくる物の値段など、アスファルト舗装とコンクリート舗装で悩んだ際の参考になりそうな比較、お互いのメリット・デメリットについても解説してますのでぜひ参考にして見て下さい。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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