「家を新築したのですが、土のままの庭をどうにかしたいです。何か良い方法はないでしょうか?」
そんなお悩みを解決する記事を用意しました。
この記事を読めば、土の庭を暮らしやすく快適な庭に変える方法が分かりますよ。
なぜなら実際に庭のリフォームを請け負う外構業者が本記事を監修しており、その実績や経験を元にして幅広いアイデアをご紹介するからです。
全部で9つの方法を紹介するので、あなたや家族がしっくりくる方法を見つけて採用してみてくださいね。
土の庭で起こる困り事
土のままの庭は、見た目が良くないだけではなく様々な困り事が起こります。
まずは土のまま放っておくと生じるデメリットを紹介します。
靴や玄関が汚れる
庭が土のままの状態だと、歩くたびに靴が汚れてしまい、その靴で家の中に入るので玄関までも汚れてしまいます。
またズボンやスカートの裾などに土ぼこりがつくこともあります。
土のままだと新品の靴を履くのが億劫になりますし、玄関がいつも土で汚れて悩まされる状況になってしまいます。
雨の日は土が流れてしまう
雨が激しく降った時などは、庭の土が道路や隣家に流れていってしまいます。そうなるとご近所から苦情が来てしまう恐れもあります。
また土が流れると水たまりができてしまってドロドロになり、さらに庭が歩きづらく、また靴や玄関が汚れやすい状況になってしまいます。
土が流れないようにするには、「土留め」という木材やコンクリートで作られたものを置いて土が流れなくするのが対処法です。
土ぼこりが舞って家が汚れる
土のままだと風が強い日も大変です。
空気が乾燥しているときに風が吹くと土ぼこりが舞いやすく、外壁、窓、車、洗濯物などが汚れてしまいます。また自分の家だけでなく、隣家へも被害をもたらす恐れもあります。
また窓や玄関を開けていると土ぼこりが入ってくるので、家の中がほこりっぽい環境になってしまいます。
雑草が生える
土のままの状態の庭を放っておくと雑草がどんどん生えてきます。
雑草は生命力が強く成長も早いので、土の状態からあっという間に雑草だらけの庭になってしまいます。
雑草だらけの庭にしたくないなら、こまめに雑草取りをしましょう。
虫が湧いてしまう
土の状態を放置して雑草が生えてくると、いろんな虫が湧いてきます。
蚊、ニオイがきついカメムシ、ダンゴムシ、ミミズなど、虫が苦手な人にとっては困りものです。また虫が洗濯物についてしまう恐れもあります。
土の庭をどうにかしたい!暮らしやすく快適な庭にする方法9選
ここまでお話しした通り、土の庭は悩みやデメリットが多いです。
そこで、土の庭をどうにかしたいという人向けに、暮らしやすく快適な庭にする方法を紹介していきます。
下記の見出しをクリックすると該当箇所に飛ぶことができます。
① 花壇・家庭菜園をつくる
まずは土の状態を活かす方法として、花壇や家庭菜園をつくる方法が挙げられます。
お花、苗木、野菜などを土に植えることで、見た目も色鮮やかになったり、成長した野菜を収穫して食べる楽しみも増えます。
また背の高い植物や樹木は家の目隠しになるので、プライバシーを保つ役割にもなります。
ただし庭全体を花壇や家庭菜園にすると畑みたいになってしまい見た目も良くありません。そのため一部スペースを花壇や菜園に区切って、別の場所は違う方法で施工したほうがいいでしょう。
② グランドカバーを庭に植える
グランドカバーとは地面を這うように広がる植物のことです。
代表的なものだと、タイム、ツルニチニチソウ、シバザクラ、セダムといった植物があります。
これらの植物は強くて丈夫なのが特徴で、歩き回ったり踏んだりしても簡単には枯れません。
お庭に植えれば自然な緑のじゅうたんのようになりますし、小花が咲くものもあって華やかさもアップします。
ただし、グランドカバーを一面に植えたとしても雑草を完全になくすことはできません。定期的に雑草取りは行いましょう。
③ 砂利を敷く
庭を砂利敷きにするのも一つの方法です。
砂利はホームセンターで安く手に入りますし、比較的DIYしやすい方法です。
砂利は歩くと音が鳴るので防犯対策にも効果があります。
尚、砂利を敷く際はその下に防草シートを必ず敷くようにしましょう。砂利の間から雑草が生えてきてしまうからです。
ただし砂利敷きにもデメリットもあり、歩きづらい、自転車やベビーカーが押しづらい、掃除しづらいといったことがあります。
これらのデメリットを解決するには「砂利舗装材」を使うことです。
中でもグラベルフィックスという砂利舗装材は、底面に不織布が付いているので雑草対策にも効果があります。
グラベルフィックスの詳細は下記サイトでご確認ください。
>>グラベルフィックスが10%OFFで購入可!「砂利プラス」
④ ウッドチップを敷く
ウッドチップを敷くのも一つの方法です。
ウッドチップは木材を細かく砕いたものです。ウッドチップを敷くことでお庭をナチュラルな雰囲気にしてくれます。
尚、砂利と同じようにウッドチップの下には防草シートを敷くようにしてください。ウッドチップの隙間から雑草が生えてきてしまうからです。
ウッドチップはホームセンターで手に入れることができて、砂利より軽くて運搬しやすいのでDIYに向いています。
⑤ 芝を敷く
庭に芝を敷くことで、鮮やかな緑色になって明るい雰囲気に変わり、花壇や庭木があれば調和がとれたお庭になります。
芝は柔らかいので、子供やペットが走り回っても安全ですし、地面の温度が上がりにくいので夏場も庭が暑くなりすぎないというメリットがあります。
尚、芝には天然芝と人工芝があります。
天然芝の良さは価格の安さです。ただし水やりや草刈りなどの手入れが必要になります。
人工芝は手入れが必要なく敷くだけでOKなのがメリットです。ただ天然芝よりも価格が高いのと、芝の色が変わらないので冬場に青々とした芝が違和感に感じることがあります。
それぞれのメリット・デメリットを理解して選んでくださいね。
⑥ 固まる土を敷く
固まる土とは、水をかけるだけで固まる土のことです。
防草土とも呼ばれていて、除草後に固まる土を敷くことで、日光を土で遮り雑草が生えてこないようにできます。
もし、お庭の雰囲気が土の見た目が良い場合には、固まる土を選ぶと良いでしょう。
ただし、DIYで施工するとムラができてしまうのと、耐久性が弱いのがネックなので、目立たない箇所や人の出入りがない場所に使用するのがおすすめです。
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⑦ レンガ・インターロッキングを敷く
レンガやインターロッキングを敷くことで、洋風な雰囲気のお庭に変わります。
インターロッキングとは、コンクリートブロックを用いた施工方法の一種です。風合いはレンガのようですが、耐久性も高く透水性もあるので、水たまりもできず、カビやコケも生えづらいです。
レンガやインターロッキングは色んなカラーがあり、組み合わせも自由なので、自分好みの色合いにできる楽しみがあります。
ただし、平坦にキレイに仕上げるには下地の施工やコツがいるので、プロの業者にお願いするのをおすすめします。
⑧ タイルを敷く
タイルを敷くことで、お庭の雑草対策になり、またお庭の印象がスタイリッシュになります。
大判のタイルを敷くことでヨーロッパ調の高級感を出すことができて、お庭が落ち着いて、ついつい庭で過ごす時間が増えるかもしれません。
タイルは汚れが付きづらいですし、汚れてもブラシで水洗い、またゴミや落ち葉もほうきで掃除しやすいのがメリットです。
ただし雨が降るとタイルは滑りやすいので、表面がザラザラしたタイルを選ぶようにしましょう。
⑨ コンクリートを敷く
お手入れいらずの庭にしたいなら、コンクリート敷きがおすすめです。
コンクリートなら絶対に雑草が生えてくることはないですし、耐久性が高く、お手入れも必要なく、掃除もしやすいです。
お庭のお手入れに時間を取られたくない方はコンクリートがおすすめです。
ただしコンクリート敷きは見た目はスッキリしますが、殺風景な雰囲気になりがちです。また夏場は照り返しがあって庭の暑さが増してしまうというデメリットもあります。
尚、コンクリート敷きはDIYでは難しいので、プロの業者に依頼しましょう。
土の庭をどうにかする際にかかる作業や費用
ここまで土の庭を快適な庭に変える方法を紹介してきました。
どの方法でも言えることなのですが、土の状態から庭をキレイにするには、「雑草取り」「整地作業」が必要です。
比較的狭いお庭であればDIYでもできますが、広いお庭の場合はかなりの重労働で時間もかかるので、プロの業者に一からお願いすることをおすすめします。
以下に、1㎡あたりの材料費用・施工費用の相場についてまとめたので、費用も参考にしながら決めてみてください。
材料費用 | 施工費用 | 業者費用総額 | |
防草シート | 120円~450円 | 約3000円 | 約3000~4000円 |
天然芝 | 3500~6000円 | 6000~12000円 | 約9500~19000円 |
人工芝 | 2000~4500円 | 6000~12000円 | 約8000~15000円 |
砂利敷き | 1000~2000円 | 約2000円 | 約3000~4000円 |
タイル敷き | 5000~10000円 | 約10000円 | 約15000~20000円 |
コンクリート敷き | 2500~4000円 | 4000~8000円 | 約6500~12000円 |
上記はあくまで相場であり、時期や地域によって変動します。正確な金額については業者に見積もり依頼をしてみてください。
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まとめ
今回は土の庭をどうにかしたい方向けに、暮らしやすいお庭に変える方法を紹介しました。
最後にまとめると下記の通りです。
レンガ・インターロッキング、タイル、コンクリートを考えている方は、DIYはかなり難しいです。最初からプロの業者にお願いしましょう。
その他の方法ならDIY可能ですが、その前作業として「雑草取り」「整地作業」が必要です。お庭が広い場合にはかなり大変です。なので前作業だけは業者にお願いすると良いですね。
無料で効率的!外構・エクステリアの見積もり金額を下げるコツ
外構・エクステリア商品を買うことって人生で一度か二度あるかないか。
普段から意識してチェックしてるわけでもないから、相場価格や費用感は分からないですよね。
そんなあなたのために「見積もり金額を下げるコツ」を紹介します。
以下の通りです。
欲しい商品・工事プランが決まっている場合
「○○(商品名)は何%OFFで購入できますか?」
「○○(工事名)の実績は過去にありますか?」
欲しい商品・工事プランが決まってない場合
「○○(フェンスなど)で一番安くできる商品は、いくらぐらいで、何%OFFですか?」
「○○(工事場所・手法)の対応はされていますか?」
上記のように、複数の業者に問い合わせてみてください。
この質問で比較見積もりをすることで、効率的に最安値の価格に近づけることが可能です。
メーカー商品はどこで買っても品質は一緒です。販売価格や工事単価が業者によって違うだけだからです。
とはいえ、「そんないくつもの業者に問い合わせするのは面倒!」という方は、無料で優良業者をカンタンに検索できるサービスがあるので利用してみてください。
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価格を安くできて、優良業者が見つかるからです。
外構やエクステリアのお買い物は、一般の人であれば人生に一度か二度経験するくらいのこと。そのため知識がないのが普通です。
だから後悔しないよう、価格を安く、かつ失敗しない外構にするには業者選びは慎重に。
そのため1社だけではなく複数業者に相談することを強くおすすめします。
前述したサイト「外構相談比較ランキング」は、厳しい審査をクリアした優良業者のみ登録しています。そのため悪徳業者は完全に排除されています。
地域によっては登録業者が少ないこともありますが、悪徳業者に当たることはまずないので安心してください。
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また一括見積もり依頼は1分で終わります。必要最小限の項目だけでOKです。
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それに業者探しの手間が省けると、商品やプランの検討に時間が使えるようになるので、外構に失敗する可能性は低くなります。
業者選び、商品選びとやることも多くなると、結局の目的は何だったのか見失ってしまうことも。。。そんな心配もなくなりますね。
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業者側もそうした相談が多いことは分かっているので、丁寧に相談に乗ってもらえます。
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