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玄関アプローチを安くおしゃれにする方法【デザイン事例20選紹介】

「玄関アプローチの外構工事をお願いしようと思ってます。そもそも玄関アプローチってどこまでを言いますか?またできるだけ安く抑えたいのですが、妥協はしたくないのでオシャレにしたいです。良いアイデアや、良い業者の探し方があれば教えてください」

そんなお悩みを解決する記事を用意しました。

この記事を読めば、玄関アプローチを安くおしゃれにする方法が分かりますよ。

なぜなら実際に庭のリフォームを行っている外構工事業者監修のもと本記事をまとめたからです。

玄関アプローチを安くおしゃれにするためには、設計にこだわったり、どんな素材を選ぶか、といったことが重要になってきます。

では具体的にどうすれば「安くおしゃれな玄関アプローチにできるか」という点については、デザイン事例20選を紹介していきながら解説します。

記事後半では玄関アプローチの工事業者=外構業者の探し方も紹介しますので、最後まで読んでいただけたら嬉しいです。

 

玄関アプローチとはどの場所?

「玄関アプローチ」とは、敷地の境界線から玄関へと続く通路や入口のエリアを言います。

玄関アプローチは、通路の舗装・門扉・門柱・塀・階段・ポーチなどで構成されています。

玄関アプローチは、家族が毎日通る場所であり、家を訪ねる人に最初の印象を与える場所です。そのため、導線、見た目のデザイン、安全性についてはしっかり考える必要があります。

玄関アプローチだけで単独でデザインすると、周りとのバランスが悪くなったり、使いにくくなったりと収拾がつかなくなるので注意しましょう。

 

玄関アプローチに必要な3つの要素【安さだけを追求しない】

後ほど紹介しますが、玄関アプローチを安くおしゃれにするデザイン事例はたくさんあります。

しかし、安さだけを追求してはいけません。玄関アプローチには必要な要素が3つあるからです。

以下の3つです。

玄関アプローチに必要な要素

①安全性

②耐久性

③見た目・デザイン性

なぜ上記3つの要素が必要なのか順番に解説します。

 

①安全性

玄関アプローチは安全性がとても重要です。家族全員が歩く場所だからです。

例えば、枕木や表面がツルツルのタイルだと雨が降ったり、冬場に凍ってしまうと滑りやすくなってしまいます。

また敷石などで小さな段差や窪みがあったりすると、暗いところだと見えにくくてつまづく危険があります。

玄関アプローチの安全性を保つには、滑りにくい素材を選ぶなどしてしっかり考えましょう。

 

②耐久性

玄関アプローチは耐久性も重要です。玄関までの道は毎日使いますし、雨風にもさらされる場所だからです。

だからしっかりとした素材を選ぶことが大切です。例えば、タイル、石材、コンクリートは丈夫で長持ちします。また掃除がしやすいものを選ぶのもコツです。

一方で、天然木は耐久性が弱いのでなるべく使わないほうがいいでしょう。

 

③見た目・デザイン性

玄関までの道は家の顔のようなものです。だから、家の雰囲気に合わせてきれいに見せることも大切です。

例えば、モダンな家ならシンプルでスタイリッシュなデザイン、伝統的な家ならレトロな灯りや石畳がいいかもしれません。

また見た目やデザイン性にこだわるなら、無駄をなくしてシンプルにして、導線を整えつつ、できれば玄関を隠すようにすると見た目が良い綺麗なアプローチになるでしょう。

 

玄関アプローチを安くおしゃれに!【デザイン事例20選紹介】

ここからは、玄関アプローチのデザイン事例20選を紹介します。

玄関アプローチに使われる種類や素材別に紹介していくので参考にしてくださいね。

最初にまとめると以下の通りです。

玄関アプローチのデザイン事例20選

①【砂利敷き】DIYで安く仕上がる!雑草対策にも効果あり

②【敷石】DIY可能!飛び石で和風にも洋風にもマッチする

③【芝生】緑豊かな印象に!天然芝か人工芝で選べる

④【タイル】玄関ポーチと一体感が生まれておしゃれに!

⑤【コンクリート平板】大判サイズを選べばかっこよさと高級感が出る!

⑥【土間コン】耐久性抜群でスタイリッシュでシンプルな見た目に!

⑦【インターロッキング】水たまり対策になりスタイリッシュでおしゃれな印象に!

⑧【洗い出し】費用は高めだけど美しく安全なアプローチに仕上がる!

⑨【リンクストーン】カラフルな見た目でおしゃれなアプローチに!

⑩【レンガ敷き】ヨーロッパ風のおしゃれな洋風デザインに!

⑪【枕木】自然な北欧スタイルになる!コンクリート製の枕木なら耐久性◎

⑫【天然石張り】石畳風なデザインですっきりかっこいい印象に!

⑬【スロープ】段差のないバリアフリーで安全なアプローチに!

⑭【手すり】安全性がアップ!おしゃれな手すりで見た目もよくなる

⑮【花壇】小さくてもおしゃれで華やかな印象に

⑯【門柱】一番目立つ場所!おしゃれな門柱なら印象アップ!

⑰【ライト】安全性とオシャレ度が上がる!

⑱【目隠しフェンス・塀】防犯になりプライバシーが守れる!

⑲【ポスト】アメリカンポストでおしゃれな見た目に!

⑳【屋根】後付け可能!カーポート一体式で利便性アップ!

順番にデザイン事例を紹介していきますね。

 

①【砂利敷き】DIYで安く仕上がる!雑草対策にも効果あり

砂利敷きの最大のメリットは安く仕上がること。

ホームセンターで化粧砂利を安く仕入れることができるし、撒いて均すだけなのでDIYでも簡単にできるからです。

また防草シートを敷いてその上に敷けば雑草対策にもなります。さらに、歩くときのカリカリとした音が防犯にも役立つことがあります。

一般的には平板や石張り、飛び石などと組み合わせて使い、歩く場所は固い素材を使うようにします。

デメリットはメンテナンスが必要なこと。砂利は風で飛ばされやすいし、ゴミや落ち葉などの掃除がしにくいです。また歩きにくいので、車椅子やベビーカーの通行、高齢者の歩行には不向きな面もあります。

ちなみに砂利敷きのデメリットを解消するには「グラベルフィックス」という砂利舗装材を敷くのがおすすめです。

 

②【敷石】DIY可能!飛び石で和風にも洋風にもマッチする

敷石は自然な見た目で、グレー色なら和風に相性が良く、色のついた敷石なら洋風な家にも合います。

敷石は耐久性があり、長く使えます。飛び石は遊び心があり、庭の風景を楽しむことができます。

定番の素材は「御影石」というもので、直径30cm以上のものを選ぶと歩きやすくて良いです。

ホームセンターで安く購入できてDIYが可能なのもメリットです。ただし、ガタガタしないよう整地や下地の調整が必要で、石の間隔が広すぎず狭すぎずにする配置の難しさがデメリットです。

 

③【芝生】緑豊かな印象に!天然芝か人工芝で選べる

引用元:日本コンクリート株式会社

天然芝のアプローチは自然な見た目で美しいです。

ただアプローチはいつも歩く場所なので、芝生を傷めないために歩く部分だけコンクリート素材を置くと良いです。

緑化ブロックというインターロッキングを使う方が増えています。

人工芝の場合は敷くだけでOKなので手軽ですが、下地に砂利や砂を敷いて水はけ対策が必要なこと、また冬場に季節感がなくなるのがデメリットです。

 

④【タイル】玄関ポーチと一体感が生まれておしゃれに!

玄関アプローチをタイルにするメリットは、玄関ポーチとの一体感が生まれること。

玄関ポーチは建物工事になることが多く、使われる素材もタイルが多いです。そのためアプローチも合わせてタイルを選ぶと統一感が出てオシャレになります。

また最近のタイルは滑らないように表面がザラザラしているので安全性も問題ありません。

安くておしゃれにしたい場合はシンプルなタイルがおすすめです。無地のタイルや一色のタイルは、高級なデザインタイルよりも安価なことが多いからです。シンプルなタイルでも、配置の工夫や色の選び方でおしゃれな空間が作れますよ。

 

⑤【コンクリート平板】大判サイズを選べばかっこよさと高級感が出る!

コンクリート平板のメリットは耐久性と見た目のおしゃれさです。

コンクリートは頑丈で長持ちしますし、天候などによる影響を受けにくいです。

また色々な色のコンクリート平板を組み合わせることで、ユニークでおしゃれなデザインが可能です。

おすすめは300角以上の大判サイズの商品です。1つ1つが大きいと重厚感と高級感が出て、スタイリッシュでかっこ良く仕上がるからです。

ただ雨水マスなどが多いとコンクリート平板をカットして調整する必要があり、工事が大変になります。

 

⑥【土間コン】耐久性抜群でスタイリッシュでシンプルな見た目に!

土間コンクリート(土間コン)は、耐久性と将来的に見たコスパの良さから、玄関アプローチに使用されることが多いです。

コンクリートは頑丈なので、毎日歩く場所に最適で、悪天候にも影響を受けにくいです。また特別なメンテナンスも必要なく掃除しやすいのもメリットですね。

通常の白っぽいグレーもシンプルでおしゃれですが、色つきのコンクリートもあり、個性的な雰囲気を出すことも可能です。

また刷毛引き仕上げをして表面処理すれば、滑りにくいよう舗装できます。

デメリットは見た目が無機質なので、デザインによっては安っぽく見えてしまう点です。

 

⑦【インターロッキング】水たまり対策になりスタイリッシュでおしゃれな印象に!

インターロッキングは水はけの良さと見た目のデザイン性がメリットです。

雨水を通すので水たまりができないので、アプローチに勾配をつくる必要もありません。

また下地は下地は砂利と砂でつくるので踏み心地が柔らかく歩きやすいです。

さらにカラーバリエーションも豊富で、複数の色を組み合わせてパターンを作ることができます。独自のデザインやパターンでおしゃれなアプローチを作ることができます。

デメリットは目地材が流れてしまう点。ぐらつきを感じたら砂や珪砂を入れて調整してください。

 

⑧【洗い出し】費用は高めだけど美しく安全なアプローチに仕上がる!

洗い出し仕上げは、コンクリートの表面を水洗いすることで骨材(石や砂など)を露出させ、自然なテクスチャと美しさを引き立てる仕上げ方法です。

石の骨材が露出することで、自然素材の風合いで見た目が美しく、また表面が滑りにくく安全性も高まります。

デメリットはコストがかかること。難しい施工方法なのでできる職人が少ないことと、手間がかかるため工事費用もかかります。

ただ骨材の種類や色、大きさなどを予算に合わせて選べば、一定のコスト節約にもつながります。

 

⑨【リンクストーン】カラフルな見た目でおしゃれなアプローチに!

引用元:四国化成

リンクストーンは、砂利をウレタン樹脂で固めた素材です。

洗い出しの施工が難しいのに対して、リンクストーンは施工が比較的容易で、また耐久性があって水たまりができにくいというメリットがあります。

また見た目のおしゃれさも魅力で、異なる色や形状のリンクストーンを組み合わせることで、ユニークなパターンやデザインを作ることができます。

デメリットは費用がかかる点と劣化すると剥がれてきてしまう点。

そのため費用を安く抑えたいならポイント使いもおすすめです。一部のみリンクストーンを使用し、アクセントを加えることが可能です。

 

⑩【レンガ敷き】ヨーロッパ風のおしゃれな洋風デザインに!

レンガは耐久性と温かみのある見た目で、玄関アプローチに人気の素材です。

レンガは適切に設置すれば非常に耐久性があり、長期的に使用することができます。またレンガの温かみのある色合いと質感は、自然で落ち着いた雰囲気を作り出します。

レンガはホームセンターで安く手に入るので、比較的に費用も安く済みます。

経年劣化したレンガもアンティーク感が出てカッコよさを演出できます。

デメリットは時間の経過とともに凸凹になってくるので、外して砂を入れてあげるというお手入れが必要なこと。また湿気が多い場所だと苔が生えやすいのも気になる点です。

 

⑪【枕木】自然な北欧スタイルになる!コンクリート製の枕木なら耐久性◎

枕木というのは鉄道の線路を支えるための木材のことです。その独特の風合いから、アプローチに並べて敷くデザインも人気です。

木材の質感と風合いは、自然な雰囲気で温かみのある印象になります。またノコギリを使ってカットできるのでDIYで安く上げられるのもメリットです。

デメリットは天然木の枕木は経年で腐りやすいことです。

気になる方は、腐らないコンクリート製の枕木(天然木風のタイプ)もあるので、そちらを検討してみると良いでしょう。

 

⑫【天然石張り】石畳風なデザインですっきりかっこいい印象に!

天然石は、見た目の美しさと耐久性から、玄関アプローチに一層豪華さと個性ある印象が作れます。

天然石は一つとして同じものがなく、独特の風合いと色合いを持ちます。また天然石は非常に頑丈なので、適切に設置すれば長期間美しい状態を保てます。

石畳風に天然石を並べればすっきりとかっこいい印象に仕上がります。

天然石張りをできるだけ安くしたい場合には、予算に合わせた石を選ぶことです。天然石は種類が豊富で価格も様々なので、予算に合わせて石を選び、場所によって異なる石を使用することで、デザインに変化をつけることができます。また一部のみ天然石を使用するという方法もおすすめです。

 

⑬【スロープ】段差のないバリアフリーで安全なアプローチに!

アプローチにスロープを付けることで、安全性や利便性が向上します。

特に高齢者や車いすの方がいる場合は、バリアフリーで通行しやすい安全な玄関アプローチにすることができます。また自転車やベビーカーも通行しやすくなるのもメリットです。

スロープの素材は、コンクリート、アスファルト、石など、さまざまな材料から選ぶことができます。そのため安くておしゃれにしたいなら、それぞれのメリットとデメリットを確認して、予算とニーズに応じて選んでください。

デメリットは玄関までの距離が短かったり狭いと作れないこと。理想のスロープの勾配は「5%」くらいで、幅は1mは欲しいところです。

そのため狭い場合は、踊り場をつくって距離をかせいで作る方法もあります。

 

⑭【手すり】安全性がアップ!おしゃれな手すりで見た目もよくなる

手すりを玄関前の階段につけることで、安全性と見た目のデザインにも影響します。

手すりは特に高齢者や身体の不自由な方にとって転倒リスクを減らして安全性を高められます。

また手すりは様々な材料のものがあり、金属、木材、プラスチックなどがあります。予算とスタイルに合わせて材料を選ぶことで、安くおしゃれな見た目に仕上げることができます。

ちなみに手すりは後付けできる製品もあるので、最初から導入を急ぐ必要もなく、必要だなと感じたら検討するのもありです。

 

⑮【花壇】小さくてもおしゃれで華やかな印象に

玄関アプローチに花壇があることで、自然の美しさと魅力がアップして、ウェルカム感を高めます。

花壇は色鮮やかな賑やかさがあり、訪問者にポジティブな印象を与えます。また植物は空気の浄化作用もあって清潔感を出す効果もあります。

玄関アプローチは歩くところなので、花壇は邪魔にならないように設置しましょう。

安くおしゃれにするためには、選ぶ植物を予算に応じて考えることです。おすすめは「アイビー・ギボウシ・リュウノヒゲ」といったグランドカバー植物です。そこに花が咲く植物を混ぜると、さらにおしゃれ度が増します。

 

⑯【門柱】一番目立つ場所!おしゃれな門柱なら印象アップ!

玄関アプローチには一般的には門柱を作ります。門柱は玄関アプローチの中でも最初の印象を作る場所になります。

門柱は家と一体感のあるデザインにすることで、おしゃれでスマートな印象を与えます。

門柱をできるだけ安くて抑えたい場合は機能門柱がおすすめです。機能門柱はあらかじめ工場で生産された製品取り付けるだけなので、施工費用を大幅に抑えることができるからです。

また、機能型門柱は見た目にも優れ、多様なデザインや色彩が揃っているため、自宅の外観に合わせて選べるのもメリットです。

 

⑰【ライト】安全性とオシャレ度が上がる!

玄関アプローチにライトを付けることで、訪問者の安全性が確保できて、同時に美観を向上させます。

ライトがあることで夜間の足元を照らすので、転倒などのリスクを減らします。またライトは家の魅力を引き立て、ウェルカムな雰囲気を作り出します。防犯にも効果があります。

ライトには様々なタイプのものがあります。壁取り付け型、地面埋め込み型、立て掛け型など。使用場所とデザインに合わせて予算に合ったものを選びましょう。

ライトで簡単におしゃれにできる方法は、花壇にスポットライトを設置して、下からシンボルツリーを照らす方法です。

ソーラーライト、LEDなどを選ぶのも長期的に電力費が抑えられます。

ライトはDIYで取り付けも可能なので検討してみると良いでしょう。

 

⑱【目隠しフェンス・塀】防犯になりプライバシーが守れる!

目隠しフェンスや塀があるとプライバシーが確保できます。また不審者の侵入を防ぎ、家庭の安全性を高めます。

玄関の位置が高かったり、横から入る玄関なら正面に塀を作りましょう。

高さは1.8~2mくらいあると、ご近所さんからの視線を気にすることもなくなります。

デメリットは高さがあり過ぎると圧迫感があること。そのため庭木などと組み合わせて、圧迫感なくおしゃれにするのがおすすめです。

安くておしゃれにするには材料選びが重要です。木材、ビニール、メタル、コンクリート等、様々な材料があります。耐久性とデザイン、コストなどをバランス良く考慮しましょう。

 

⑲【ポスト】アメリカンポストでおしゃれな見た目に!

ポストは住宅に必須のアイテムです。設置する場所は、外壁、門柱が一般的で、独立式のポストもあります。

外構工事でポストを設置する場合は門柱です。外壁なら建物工事となります。

独立式のポストならDIYで設置可能で、アメリカンポストといった特徴的なものを選べばオシャレさが増しますね。

最近では宅配ボックスというポストを置く家も多くなりました。ネット通販を利用した際に不在時でも荷物が受け取れるので利便性がアップします。

 

⑳【屋根】後付け可能!カーポート一体式で利便性アップ!

玄関アプローチに屋根を設置すると、雨の日の防水対策、直射日光を防げる、また見た目を向上させるメリットがあります。

玄関ポーチ上の屋根は建物工事で行いますが、ない場合はテラス屋根や玄関ひさしといった製品があります。

またアーケードのようなマルチルーフという屋根ならアプローチ全体に屋根が設置できます。

さらにカーポート一体式の屋根もあり、その場合は車から玄関まで濡れずに移動することができます。

大型になればなるほど高くなるので、予算と使い勝手に合わせて屋根を検討してみてください。

 

【玄関アプローチの設計】門、階段、勾配などはどうするのが良い?

玄関アプローチの設計はどうすればいいか色々と悩むところです。

そこで、最初に悩むところである、門、階段、勾配はどう作るのが良いか紹介していきます。

 

【門】玄関と門の位置や距離はどうするのが良い?

玄関と門の位置や距離については、短すぎず、かつプライバシーが保てる位置関係にすると良いです。

玄関と門にできるだけ距離を取ることで、奥行き感を出すことができます。

また門の位置は玄関ドアと直線になるところにせず、角度をつけたりしてずらすのが良いです。距離を取ることができて、防犯にも効果があるからです。

位置をずらしたらアプローチの舗装をS字にしたりジグザグ状にすると、オシャレに見えますし、アプローチを長く見せることができます。

 

【階段】幅や高さはどうするのが良い?

階段を設計する場合は使いやすさと安全性が重要です。

段差の高さ(昇り高さ)は一般的に15cm以下が推奨されています。階段の踏み面は最低でも30cm以上が必要です。階段の幅(横幅)は最低でも90cm以上、可能であれば120cm程度あれば2人一緒に横並びで歩けます。

階段の数は、玄関ポーチとの高低差と、推奨する段差の高さ(15cm以下)で考えると良いでしょう。

 

【勾配】スロープはつけたほうが良い?

玄関へのアプローチにスロープは推奨していません。理由は、スロープの距離だけ舗装材が必要で、門柱や塀も長く取らなくてはならずコストがかかるからです。

お年寄りや、車椅子の方がいる場合は必要ですが、それ以外の理由でスロープをつけるとコストが増えるのでおすすめしません。短い階段にしたほうが安く済みます。

また将来スロープが必要になる場合は、後から工事も可能です。現在の予算や利便性を優先して決めるようにしましょう。

 

【風水】運気がアップする玄関アプローチとは?

家の設計に風水を気にする方もいるのではないでしょうか?

ここでは風水の観点から運気がアップする玄関アプローチについて紹介します。

 

◎直線ではなく、やや曲線を描く道

これは気(運気)が一直線に流れるのを防ぎ、穏やかに流れるようにします。

 

◎明るく清潔に保つ

玄関アプローチは家の顔とも言える場所であるため、常に清潔に保ち、明るくすることが運気アップにつながります。

 

◎玄関前には水を配置

風水では水は金運を象徴します。家の前やアプローチに小さな池や噴水を配置することで運気を引き寄せると言われています。

 

◎緑豊かな植物を配置

生命力を象徴する緑は、玄関アプローチに活気と運気をもたらします。ただし、手入れを怠ると逆効果になりますので注意が必要です。

方角別のおすすめの植物は以下の通りです。

北:シャクナゲ
北東:南天・コデマリ
東・南:落葉樹
西:キンモクセイ・エニシダ

参考にしてください。

 

運気を下げる玄関アプローチの特徴

一方で風水的に良くないとされる玄関アプローチは以下の通りです。

  • 門がない
  • 直線の道
  • 玄関マットがない
  • 玄関への道が複雑で分かりにくい
  • ライトがない、暗い
  • 汚れた状態
  • 枯れた植物や乱雑な植栽
  • 自転車で出入り口がふさがれている

基本的なことですが、まずは綺麗にしておくことが大切です。

また門が狭くて作れない場合は機能門柱を設置すると良いでしょう。

 

玄関アプローチのデザインや参考事例の探し方

玄関アプローチは家の顔とも言えるべき箇所なので、設計やデザインは妥協したくないですよね。

とはいえ、どんな風にするのが良いのか迷うことも多いです。

そこで沢山のデザインや参考事例を見ることをおすすめします。ここではその探し方について紹介します。

まとめると下記の通りです。

①インターネットで画像検索する

②インテリアや建築関連のウェブサイトを見てみる

③エクステリアメーカーのデザインコンテストを見てみる

④外構のデザイン共有サイトを見てみる

⑤街中で探してみる (新興住宅がおすすめ)

順番に解説しますね。

 

①インターネットで画像検索する

まずはインターネットの画像検索をしてみましょう。国内、海外含め、様々なデザイン事例を見ることができます。

Google画像検索やPinterestなどで「玄関アプローチ デザイン」や「玄関アプローチ 参考」などと検索します。特定のスタイルの名称(例:モダン、和風、カントリーなど)で検索すると、理想とするデザインがヒットしやすいです。

 

②インテリアや建築関連のウェブサイトを見てみる

Houzzや、RoomClipといったサイトがおすすめです。プロの建築家やデザイナーによる作品や、実際の住まいの事例が掲載されています。

 

③エクステリアメーカーのデザインコンテストを見てみる

オシャレで特徴的な玄関アプローチにしたいなら、エクステリアメーカーのデザインコンテストの受賞作品を見てみると良いです。

下記リンクより各メーカーそれぞれの受賞作品を見ることができるので参考にしてください。

 

④外構のデザイン共有サイトを見てみる

外構業者も参考にしているデザイン共有サイトも様々な事例が見れるのでおすすめです。

エクスプラット (エクステリアプランの検索)

ガーデンプラット(エクステリア実例の検索)

 

⑤街中で探してみる (新興住宅がおすすめ)

街中で探すのも参考になります。

街中で探す際は下記のポイントに注意してください。

  1. 道路と接している方角が同じ
  2. 駐車場の数が一緒
  3. 敷地面積が一緒くらい
  4. 築年数が一緒くらい

方角が違うとお庭のテイストが変わってきます。そのため道路と接している方角が一緒の家を参考にしましょう。

 

新興住宅街を見れば外構のトレンドが分かる

街中で探す際におすすめなのが、新興住宅街を見ることです。

新興住宅街では各エクステリアメーカーの新商品が採用されているので、外構デザインのトレンドが分かるからです

街中で探してみる際は、ご夫婦一緒に近所を歩いてみたり、少し離れた場所に車で見に行ったりして、色々と話しながら検討してみてください。

 

外構工事を値引きをする際の注意点

業者から見積りももらって値引きをする場合は以下に注意してください。

まず第一に、値引き交渉は相手との信頼関係の上に成り立つものであることを理解しましょう。途中で納得のいかない変更があると、信頼関係が崩れ、工事のクオリティに影響が出ることもあります。

次に、見積もり内容を理解し、何が高くついているのかを把握しましょう。具体的な数字を把握することで、納得のいく値引き交渉ができます。

また、適切な工事内容と価格を理解するためには、複数の業者から見積もりを取ることも重要です。それぞれの業者の提案を比較することで、工事の適正価格を判断しやすくなります。

ただし、安さだけを追求せず、必要な作業を省かないように注意が必要です。後々のメンテナンスコストに影響が出る場合があるからです。

値引き交渉は双方が納得する形で進めることが最善の方法です。プロの意見も尊重して、妥協点を見つけることが大切です。

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外構やエクステリアのお買い物は一括見積もりがおすすめな理由

価格を安くできて、優良業者が見つかるからです。

外構やエクステリアのお買い物は、一般の人であれば人生に一度か二度経験するくらいのこと。そのため知識がないのが普通です。

だから後悔しないよう、価格を安く、かつ失敗しない外構にするには業者選びは慎重に。

そのため1社だけではなく複数業者に相談することを強くおすすめします。

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