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【今さら聞けない】生コン(生コンクリート)とは?【徹底解説】

「生コンとは何ですか?コンクリートとは違うんですか?」

そんな疑問にお答えします。

今回は知ってるようで知らない生コンについて解説していきます。

 

生コンとは?

生コンとは、生コンクリートの略語です。

生コンとは、固まる前のコンクリートのこと

生コンとは、工場で練り混ぜが終わってまだ固まってない状態で工事現場へ配達されるやわらかいコンクリートのことです。

ちなみに、英語の名称は「レディーミクストコンクリート」と言います。

昔は生コンというのがなく、現場練りといって、工事現場で材料を配合して練り混ぜてコンクリートをつくっていました。

現場練りは、品質がその日の状況によって変わってしまい、手間も大変でした。

その点で今は、生コンはすべて工場でつくられるので品質も一定を保つことができて、また現場練りも必要なく工事もラク、費用も安く済みます。

JIS規格の生コン

一般的に現場で使われる生コンは日本工業規格(JIS)の「レディーミクストコンクリート」に基づいて製造されています。

世の中の生コンの商取引はほぼJISによって行われていて、品質基準や製造にかかわること、運搬にかかわることまで、細かな部分まで規定されています。

JIS規格での生コンは「JIS A 5308」と言い、工場内で練り混ぜられたコンクリートが現場まで配達されるまで企画が決まっています。

 

生コンの誕生はいつなの?

生コンの誕生は、1903年。ドイツで生まれました。

日本での生コンは、それからずっと後の1949年のこと。11月15日、東京都墨田区の東京コンクリート工業・業平橋工場が生コンの操業をスタートしました。

そのため日本ではその日を記念して、毎年11月15日は「生コン記念日」と制定されています。

 

そもそも、コンクリートって何でできているの?

コンクリートの原材料は、セメントと骨材(砂や砂利など)に水を加えて練り合わせて固めたものです。

コンクリート自体の品質を高めたり、特殊な性能を持たせるために、混和材というものを加えたりもします。

またコンクリートは、使うセメントだったり、骨材の種類、水の量や、材料の配分割合などによって、たくさんの種類が存在します。

普通コンクリート、軽量コンクリート、舗装コンクリート、高強度コンクリート、水中コンクリートなど。

たくさんの種類があるコンクリートは強度や柔らかさも違うので色、使い道もそれぞれ違い、使い分けられています。

 

生コンを使うメリット

生コンを使うメリットは下記のようなものがあります。

 

必要な設備や道具を揃えなくていい

コンクリートを現場練りをするには、練り合わせる容器、スコップ、バケツ、一輪車など、たくさんの道具が必要になります。

生コンの場合は工場であらかじめ配合され練り合わせてから現場に届くので、そうした道具が一切不要。スムーズに作業が進めることができます。

 

材料を買う手間がかからない

コンクリートを自分で配合して作るには、セメント、骨材、水、混和材などを、建材屋やホームセンターなどで自分で買ってくる必要があります。

それに合わせて必要な道具も買ってくる必要もあるので、かなり手間がかかります。

生コンは工場で練り合わせて届けられるので、材料購入の手間も省けます。

 

作業の手間が大幅に減る

コンクリートを現場練りするには、かなり手間がかかります。

現場練りはそもそも知識と技術が必要になるので、そうした知識や技術がある経験者を採用しなければなりません。

また現場練りしたコンクリートを運ぶ人や労力も必要になります。

その点生コンの場合は、練り合わせた状態でミキサー車で現場へ届けてくれますし、指定した場所に落としてくれるので、作業の手間や人材コストを削減することができます。

 

品質が一定に保てる

現場練りしたコンクリートは、混ぜる速度、力の入れ具合、混ぜる時間などによって、コンクリートの品質が変わってしまうということが起きます。

専門知識のある経験者ならそのへんは大丈夫かもしれませんが、気候や時間帯によっても変わってしまうので、現場練りでコンクリートの品質を一定にすることはかなり難しいです。

その点、生コンは工場で機械によって練り合わせを行うため、コンクリートの品質を一定に保つことが可能なのです。

 

生コンの価格について

生コンの価格は、基準容積1㎥あたりに使用する材料の単位量に基づいて決められています。

生コンの価格は、地域ごとに需要が異なる点などもあって、一律に決まっていなくて、地域ごとに価格が異なります。

 

まとめ

今回は生コンについて紹介しました。

生コンとは固まる前のコンクリートのことです。

生コンは現場練りを必要としないため、現場での作業効率アップ、一定の高い品質のコンクリートにするには欠かせません。

ちなみに、生コンはくるくる回っているミキサー車で工場から現場に運ばれます。

くるくる回っているのには理由があって、コンクリートはセメントや砂、砂利、水などを混ぜて作りますが、これらは回し続けていないと分離してしまうからです。

また、時間が経つと生コンが固まってしまい品質が損なわれてしまうので、工場で製造されてから現場までに90分〜120分以内に輸送するという決まりもあります。

本記事を読んで生コンについて少しでも詳しくなって頂けたら嬉しいです。

それでは今回は以上です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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