「生コン車を頼むといくらかかりますか? 自分で庭の駐車場を作りたいと思ってるんですが、コンクリートを自分で混ぜてつくるのと生コン車に頼むか迷っています。」
そんな疑問にお答えします。
ホームセンターなどで売っているドライ生コンを使えば、コンクリートをDIYすることも可能です。
ただ場所や広さによっては、生コン車を頼んで落としてもらったほうが労力をかけずに安く済む合も多いです。
そこで今回は、生コン車と手練りのコンクリートについて、値段はいくら違うのか、また実際の作業内容についても比較してみました。
【生コン車 VS ドライ生コン】コンクリート1立米の値段はいくら違う?
まず、生コン業者に頼む場合の値段について。
生コンで手配する場合は、必要とする設計基準強度や地域によって価格差があります。(生コン屋での価格設定は、設計基準強度ではなく、生コン打設後28日後において必要な設計基準強度になることを保証した呼び強度ごとの価格設定になっています。)
2022年10月では1㎥(1立米)で大体18,000円~25,000円程度です。(これに加えて小型車両の割増料金や荷下ろしでの拘束時間料金などが発生してきます。)
1立米の価格については、参考で18,000/㎥~25,000/㎥としましたが、地域や必要なコンクリートの種類によっても変わるので、実際の価格については、近くの生コン業者に問い合わせするとよいでしょう。
一方の、ドライ生コンの場合。
1立米どれくらいの量が必要なのかを計算するために、1立米をkgに換算してみます。
生コンの密度は2.35と言われているため、1×2.35=2.35t(トン)。
2.35t=2350kg。
1立米には2350kgの生コンが必要ということになり、ドライ生コンの場合も2350kg用意する必要があるということです。
市販のドライ生コンは1袋20kgほどなので、
2350kg÷20kg=約118袋
実に110袋ものドライ生コンをホームセンターなり、ネットで購入する必要が生じます。
コメリのドライ生コンの価格は1袋598円/20kg。
110袋購入するとなると、65,780円になります。
値段だけで考えたら、実に3倍以上の差になり、生コン業者に頼んだほうが安いことが分かります。
これが40㎡の駐車場を作るとなると、断然生コン車に頼むほうがお得になります。
8mの幅で5mの奥行きの駐車場でコンクリートを施工する場合は、通常0.1m(10cm)の厚みを確保する必要があります。
必要な生コンの容積は、8m×5m×0.1m=4㎥(4立米)
4×2.35=9.4t(トン)。9.4t=9400kg。
9400kg÷20kg=470袋
コメリのドライ生コンだと、470袋購入するとなると、281,060円になります。
生コン業者に頼むと地域差はありますが、4立米で大体72,000円~100,000円ほどなので、断然生コン業者に頼んだほうが安い計算になります。
ちなみにもう一つの手段として、手練りでコンクリートを用意する場合。
ホームセンターや建材屋で、セメントや砂利など材料を手配して手練りで練るとなると、1立米に必要な材料は下記の通りです。
・セメント25kg入りを11袋
・砂利25kg入りを39袋
・砂20kg入りを42袋。
ドライ生コンよりも安く抑えることができるかもしれませんが、手練りの場合、これだけの材料を購入して運ばなくてはいけません。
かなりの労力が必要になることは明白です。生コンを手配する方が賢明といえるのではないでしょうか。
生コンは圧倒的に安い!けど段取りや注文方法に難あり
ドライ生コンをひたすら運ぶ、もしくはひたすら手練りするよりも、生コン業者に頼んだ方が圧倒的に安くてラクです。
ただ生コン業者に頼むには、その前の段取りや当日の工程が重要になります。
生コン車の場合は適当にホースで配ってもらうだけで終わりなので、型枠の設置や、地盤を固めて平らにならす作業、割れ防止のスリット入れ、水はけのための勾配作りなど、初心者がやるには極めて難しい作業がたくさんあります。
またコンクリートは固まってしまうので、当日の作業工程もしっかり計画して行わないと失敗してしまうことも考えられます。
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生コンは一般の人には売ってくれない所が多い
施工に関することで言うと、生コン業者はコンクリートの施工や扱いに慣れていない人には売ってくれないところがほとんどです。
現場の段取りが遅いと失敗する可能性が高いですし、結果的に材料を運んだ生コン業者のせいにされてしまうこともあるからです。
個人でDIYで生コン業者に頼むというのは、注文方法も専門用語が飛び交うので、ハードルが高いのも事実です。
そうしたことも踏まえて、もしDIYで生コン業者に頼もおうと思うなら、生コンのこと、コンクリート施工のことをしっかり勉強してからにしましょう。
また、やっぱり難しそうだなと思うのであれば、DIYでやろうと考えず、プロの施工業者にお任せしたほうがいいでしょう。
それこそドライ生コンで駐車場を作ろうと思ってるなら尚更です。
労力で考えたら圧倒的にプロの業者に任せたほうがいいですし、施工相場も1㎡あたり8600円~11400円ほどなので、40㎡であれば35万~45万円ほど。
コメリのドライ生コンだと材料費だけで、470袋購入で281,060円になることを考えると、費用面もそこまで足が出ずに施工してもらえます。
結論:生コンを扱うなら信頼できるプロの施工業者にお願いしよう!
今回の内容をまとめます。
生コン業者に頼むと、1㎥(立米)で大体18,000円~25,000円程度かかります。
ドライ生コンの場合は、1㎥(立米)で20kg入りが110袋必要になるので、65,780円になります。
値段で考えると生コン業者に頼んだほうが安いですが、経験や知識が乏しい一般のDIY客には売ってくれない場合もあります。
なのでもしDIYで生コン業者に頼もおうと思うなら、生コンのこと、コンクリート施工のことをしっかり勉強することです。
もしくは、失敗しないためにプロの施工業者に最初からお願いすることをおすすめします。
もし業者に依頼してリフォームをするなら、業者選びは1社だけに頼らず、複数社の見積もりを取りつつ信頼できる業者を見つけるようにしてくださいね。
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そんなあなたのために「見積もり金額を下げるコツ」を紹介します。
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「○○(工事名)の実績は過去にありますか?」
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メーカー商品はどこで買っても品質は一緒です。販売価格や工事単価が業者によって違うだけだからです。
とはいえ、「そんないくつもの業者に問い合わせするのは面倒!」という方は、無料で優良業者をカンタンに検索できるサービスがあるので利用してみてください。
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外構やエクステリアのお買い物は一括見積もりがおすすめな理由
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そのため1社だけではなく複数業者に相談することを強くおすすめします。
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それに業者探しの手間が省けると、商品やプランの検討に時間が使えるようになるので、外構に失敗する可能性は低くなります。
業者選び、商品選びとやることも多くなると、結局の目的は何だったのか見失ってしまうことも。。。そんな心配もなくなりますね。
一括見積もりは「検討段階」でもOK
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