「雑草だらけの広すぎる庭をどうすればいいか悩んでいます。」
そんなお悩みを解決する記事を用意しました。
この記事を読めば、広すぎる庭に生い茂った雑草対策や、オシャレな庭にする方法が分かりますよ。
なぜなら本記事はプロの外構工事業者が監修しており、実績と経験を元に内容をまとめたからです。
広すぎる庭でも、DIY可能な雑草対策、費用を抑えてオシャレな庭にする方法があるので是非参考にしてくださいね。
広すぎる庭のコスパ最強の雑草対策は「防草シート+砂利敷き」
まずは広すぎる庭の雑草対策のお話から。
雑草対策には様々な方法がありますが、広すぎる庭のコスパ最強の雑草対策は「防草シート+砂利敷き」です。
なぜなら、DIY可能で費用も安く済み、維持にかかるコストも抑えられて、半永久的に雑草対策になるからです。
また防草シートは紫外線を浴びることで劣化していまいますが、砂利を敷き詰めることで防草シートの劣化を防ぐことができるからです。
雑草対策の代表例と言えばコンクリートが挙げられます。
コンクリートを敷いてしまえば土の部分は一切なくなるので雑草が生えてくることはありません。
ただし、広すぎる庭を全面コンクリートにするとなると、当然費用もかさみますし、見た目も殺風景になってしまいます。
また、その他の方法だと除草剤を撒くという方法があります。
除草剤も雑草対策には効果的ですが、効果の持続期間は3ヶ月~半年ほどなので、定期的に撒く必要があります。
それに除草剤は体に良くない成分も含まれているものもあるので、広い庭全体に撒くとなると、小さいお子さんやペットを遊ばせる場合は不安です。
また、雑草を除去したからといって、土の状態のままというのも見た目的に残念ですよね。
以上の内容から、広すぎる庭の雑草対策には「防草シート+砂利敷き」がコスパ最強と言えるのです。
「防草シート+砂利敷き」にする際の注意点
防草シート+砂利敷きにする際には、いくつか注意点があります。
草むしりは「種」ごと土を削る
防草シートを敷くことで、雑草の種の付着を防いでくれて、雑草の栄養源である日光を遮断してくれます。
ただし、今生えている雑草や土の中に種がある場合は、防草シートを敷いたとしても雑草は生えてきてしまいます。
そうなると防草シートが浮いてしまったり、雑草がシートを突き破ったり、隙間から生えてきます。
そのため防草シートを敷く前には、雑草の処理はしっかり行う必要があります。
表面に出ている草を取るだけではなく、種ごと土を削って草むしりをしてください。
ちなみに、除草剤を撒いても意味がありません。雑草の種は地面に残っていますし、中には除草剤がかかっていない雑草もあるからです。
砂や土が付着していない砂利を使う
砂利に砂や土がついていると、その土から雑草が生えてきてしまいます。そのため土や砂がついていないものを使用しましょう。
使用するなら、砕石や白川石などがおすすめです。
砂利敷きにもデメリットがある
防草シート+砂利敷きがコスパ最強とお話ししましたが、砂利敷きにもデメリットがあります。
それは「歩きづらい」ということ。砂利に足を取られたり、自転車やベビーカーも走行しづらいです。
広すぎる庭となると、歩きづらいというデメリットはネックになる方もいるかと思います。
そんなデメリットを解消してくれるのが「砂利舗装材」です。
砂利舗装材を砂利の下に敷くことでガッチリと砂利が固まるので、歩きづらさや走行しづらさが解消できるのです。
中でもおすすめなのが「グラベルフィックス」です。
グラベルフィックスは底面に不織布が付いているので、防草シートを敷かなくても雑草対策になる砂利舗装材です。
グラベルフィックスの詳細については下記サイトをチェックしてみてください。
>>グラベルフィックスが10%OFFで購入できる「砂利プラス」
広すぎる庭におすすめのオシャレ庭プラン7選
ここからは広すぎる庭をオシャレな庭にする方法を紹介します。
DIY可能なプランを3つ、業者に依頼したほうがいい本格的なプランを4つ紹介します。雑草対策ができて、かつオシャレな庭に変える方法です。
DIY可能な雑草対策+オシャレな庭にする方法
まずは費用を抑えたい方向けに、DIY可能なプランを3つ紹介します。
①グランドカバーを植える
グランドカバーとは地表を覆って育つ植物のことです。
グランドカバーを植えることで、緑のじゅうたんのような雰囲気で庭を明るくして足元を彩ってくれます。
植物によっては花が咲いたり、香りがあるものもあったりして、広いお庭を楽しむことができます。
またグランドカバーの密度を高めれば、雑草の種が飛んできても成長にしにくいため、自然と雑草が生えにくい環境にすることができます。
ちなみにデメリットとしてはお手入れが必要なことです。
グランドカバーも繁殖力が強い植物なので、敷地外に伸びていってしまう可能性があります。ご近所トラブルなどにならないようお手入れを忘れずに。
またグランドカバーの中には冬になると枯れてしまうものもあります。枯れてしまうと見た目が悪くなるので、冬枯れしない寒さに強いものを選ぶようにしましょう。
② 人工芝を敷く
人工芝を敷くことで庭が明るい緑の空間に変わり遊び場として使うことができます。人工芝は柔らかいので小さいお子さんやペットが遊んでも安心です。
人工芝はホームセンターで手に入りますし、取り扱いしやすくDIYできるのがおすすめのポイントです。
ただし、人工芝を敷く際も防草シートは必要です。人工芝にはつなぎ目や水抜き穴が空いているので、雑草が生えてきてしまうからです。
そのため種ごと土を削って雑草取りをして、地面を平らにして、防草シートを敷いてから人工芝を敷いてください。
また人工芝のすぐ隣が土だった場合は、雨などで人工芝の上に土が流れて溜まってしまうと、そこから雑草が生えてくることがあります。
そうならないためにも、見切り材を使って土を止めるなどの対策が必要です。
③畑や花壇を作る
広すぎる庭はゾーンを分けて施工することでバランスの良い空間になります。
そこで、ゾーンを分けて畑や花壇を作るのもおすすめです。
土の部分をレンガで仕切って畑をつくり家庭菜園のスペースにしたり、花壇を作ればガーデニングを楽しむことができます。
ゾーンを仕切るためのレンガや平板ブロックは、ホームセンターで気軽に購入できるので、DIYでできて費用も抑えられるのでおすすめです。
また畑や花壇を作る場合は、雑草対策を行った場所としっかり分けて、メリハリをつけるようにしましょう。
専門業者に雑草対策+オシャレな庭にしてもらう方法
つぎに、専門業者に雑草対策とオシャレな庭にしてもらうプランを紹介します。
もっとクオリティの高いオシャレな庭にしたい方で、予算がある場合は、以下で紹介するプランも検討してみてください。
①ロックガーデン
ロックガーデンは、石をランダムに敷きつつ植物を組み入れてつくるガーデニングスタイルです。
使用する石の種類によって、和風な雰囲気になったり、ウェスタンのような洋風な雰囲気を出すことができます。
石と植物を組み合わせて自由なデザインの庭にできますが、自由度が高いので、作るのにセンスが必要だったりします。
またロックガーデンのデメリットは掃除がしづらいことです。石の間に落ち葉が入り込むと掃き掃除は難しいです。
そのため施工実績が豊富な専門業者に依頼して、センスの良いデザインと、掃除のしやすい方法でロックガーデンを作ってもらうのが良いでしょう。
②インターロッキング
インターロッキングとは、タイルやブロックを敷き詰める施工のことです。
インターロッキングは色や組み合わせのバリエーションが豊富なので、自分好みのデザインのオシャレな庭にすることができます。
ただ注意点としては、レンガやブロックの目地はコンクリート処理が必要です。砂や土で埋めると隙間から雑草が生えてきてしまう可能性があるからです。
またインターロッキングのデメリットなのが施工費用の高さです。職人さんが一つ一つ手作業で行う仕事なので、工期がかかること、費用がかかることは考慮しておきましょう。
③ウッドデッキ
ウッドデッキは見た目のスタイリッシュさと庭の機能性をアップできます。
また広すぎる庭にはウッドデッキの存在感が合っていて、オシャレな庭が実現します。
ただしウッドデッキを設置しただけでは雑草対策にはなりません。ウッドデッキの下には防草シートと砂利を敷くなどして、その上にウッドデッキを設置すると良いでしょう。
④タイル・コンクリート平板
タイルやコンクリート平板を庭に敷き詰めることで、キレイに整ったお庭の印象にすることができます。
色や質感が違うものを組み合わせることもできるので、自由度も高く、自分好みのデザインの庭にすることができます。
また水はけも良く、雑草対策にもしっかり効果があります。
一度敷いてしまえば、手間もかからずにキレイで整った状態の庭をキープすることが可能です。
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【やってはいけない】広い庭におすすめしない間違った雑草対策
雑草対策も色々な方法がありますが、広い庭だとそれだけ手間がかかります。
その中で間違った雑草対策を選んでしまうと、余計に手間がかかってしまったり、後々になってコストがかかってしまう事も起きたりします。
そこで、やってはいけない間違った雑草対策についてここで紹介していきます。
NG① 鎌で草刈りをする
鎌で草刈りをしてキレイになったとしても、根が残っていたらまた雑草は生えてきてしまいます。
鎌よりもスコップなどを使いながら、雑草は種ごと土を削って草むしりをしてください。
NG② 重曹を撒く
除草剤の代わりに重曹を撒くという方法も間違いではありません。
除草剤は成分が心配ということもあって、重曹を撒いての雑草対策考える方もいるかと思います。
ただし、重曹は雑草に対する浸透力が弱いです。そのため市販の除草剤に比べて効果も薄く、重曹だけで雑草を生えなくすることは難しいです。
それでも効果を知りたいという方は、重曹を5~10%の濃度で水に溶かして使用してみてください。
NG③ 塩、熱湯を撒く
庭に塩を撒くのはやめましょう。
塩は土の中で分解されないので、花や植物が成長しなくなるからです。
また塩は鉄筋コンクリートにダメージ与えてしまいます。住宅基礎がダメになってしまうのと、雨で流れると周囲の畑などにも悪影響を及ぼしてしまいます。
雑草対策に熱湯を撒く方法というのもおすすめしません。雑草を枯らすことはできるかもしれませんが、根本の部分はそのまま生き残るからです。
NG④砂利を敷くだけ
砂利を敷いただけでは雑草対策にはなりません。
砂利が日光を遮ってはくれますが、雨や風などで砂利は減っていくので、そこに種が飛んできて砂利と砂利の間から雑草が生えてきてしまうからです。
また砂利の間から生えた雑草は取りづらく、雑草の処理がとても大変になります。
砂利を敷く際は必ず防草シートを敷いてからにしてください。
または砂利舗装材「グラベルフィックス」を敷いて歩きやすい砂利の庭を作りましょう。
NG⑤ ウッドチップを敷くだけ
ウッドチップは木材を細かく砕いた資材です。庭に撒くことでオシャレでナチュラルなテイストの雰囲気にしてくれます。
ウッドチップも砂利同様に土が日光に当たるのを遮ってくれるので雑草対策の効果もあります。
ただし、ウッドチップを敷くだけでは頑丈な雑草は生えてきてしまいます。
そのためウッドチップを敷く場合も必ず防草シートを敷くようにしてください。
NG⑥ コンクリートで全面敷き
全面をコンクリートにしてしまえば一切雑草は生えてこなくなります。
ただし全面をコンクリートにする場合は、考えなくてはならないことが色々とあります。
まず費用の面。広い庭を全面コンクリートにするとなると、かなりの費用がかかります。
また、見た目の問題もあります。全面コンクリートの庭はスッキリしていますが、見方によっては殺風景な雰囲気になってしまいます。
そして一度コンクリートにしてしまうと後戻しするのが大変です。
コンクリートで固める場合はそうしたことを考慮してから決めてください。
まとめ
今回は広すぎる庭をどうすればいいかと悩んでいる方向けに、雑草対策やおすすめの庭のリフォームプランを紹介しました。
結論として、広すぎる庭のコスパ最強の雑草対策は「防草シート+砂利敷き」です。
DIYでやるなら他にも、グランドカバーを植える、人工芝を敷く、畑や花壇を作るといった方法があります。
ただし広すぎる庭の場合はDIYだとかなりの重労働になります。
また、雑草取りからしっかりやる必要もあるので、プロの外構業者さんに最初から依頼することも考えましょう。
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