「庭をコンクリート舗装にしたい。費用はいくらかかる?」
そんなお悩みを解決する記事を用意しました。
この記事を読めば、庭をコンクリート舗装する費用が分かりますよ。
なぜなら本記事は、プロの外構工事業者監修のもとで作成しているからです。
一社だけではなく複数社の見積もりにより費用相場を調べました。
また大きい工事ですので、リフォーム費用を抑える方法も紹介します。
そこで記事前半では「庭をコンクリートにする費用相場」について、記事後半では「庭のリフォームを安く抑える方法」について解説していきますね。
庭をコンクリートにする費用は?【価格相場】
結論、1㎡あたり約10000円~15000円程度とお考えください。
価格相場に幅があるのは、コンクリートにする前の現状の庭の状態や、コンクリートにする方法によって費用は変わるからです。
例えば、コンクリートにする前の庭の状態が、和風庭園のように木や石があったりするとその撤去から始まります。また、土ばかりだとその上にすぐにコンクリートを打設するわけにはいきませんから、土をすきとりコンクリートの下地をきちんと作る必要があります。
このように、庭の状態によってコンクリートにする工事の方法、手順が変わってくるので、費用にも変動が起こります。そのため正確な費用を知るためには、業者に見積りをお願いしてください。
コンクリートの外構工事の手順とは?
続いてコンクリートの外構工事の手順について解説しますね。
木や石、植栽などは全て撤去した状態からの工事手順を説明します。
まずはコンクリートで仕上げる高さを決めます。
その決めた高さの位置からコンクリートの厚さ、コンクリートの下地となる砕石の厚さ分を現状の庭の高さから下げます。
現状の庭の状態を必要分下げたところをきれいに均し、コンクリートの下地となる砕石を均一に敷き均し転圧します。その砕石の上にコンクリートの強度を高めるワイヤーメッシュ又は鉄筋を組み、砕石の上に敷きます。
そして最後にコンクリートを打設し、左官屋といわれる職人がコンクリートをきれいにコテという道具を使って均します。
コンクリートを打設したくない場所がある場合は型枠を組み、コンクリートが流れこまないようにする止め板を設置致します。
こういった手順でコンクリートの外構工事は施工されます。
注意してほしいのは、コンクリートを打設してから数日はコンクリートの上に乗ることは避けてください。コンクリートがきちんと固まるまでに時間がかかりますのでコンクリートに傷をつけないためにも気を付けて下さいね。
庭をコンクリートにするメリット・デメリット
庭をコンクリートにするメリットとデメリットについて紹介します。
まずはデメリットから解説しますね。
デメリット① 夏の照り返しがきつい
コンクリートは土などに比べて熱の吸収が大きいです。
特に夏場はコンクリート自体が熱を持ち、太陽の照り返しも強くなります。そのため気づいていないうちに日焼けしてしまったなんてことも。
また注意してほしいのはヤケドです。夏場にコンクリートの上に素足で出てしまうと、大人でもヤケドします。なので、小さなお子様がいたり、ペットがいる場合は素足などで出歩かないように注意してください。
デメリット② 費用がかかる(初期コスト・撤去)
コンクリート舗装はDIYでは難しいです。そのため業者に依頼しなくてはならなくなり初期コストが必要となってきます。
そして一度コンクリートにしたら、元に戻すのにはコンクリートの撤去が必要になります。コンクリートの撤去も業者に依頼しなくてはならなくなり、費用がかかってきます。
コンクリート工事・撤去には業者頼みになり費用がかかってきますので、検討する際はよくお考えになってください。
デメリット③ ひび割れしやすい
コンクリートは経年劣化でひび割れを起こしたりします。
ひび割れを放置してしまうと、割れがひどくなったり、その割れから雨水などが浸透したりしてコンクリートの品質を悪くしたりすることもあります。
補修するのに費用がかかるのもデメリットです。
続いてメリットについて解説します。
メリット① 駐車場として使える
コンクリートは耐久性があり丈夫なので、庭を駐車場にすることができます。
また、土だと大雨が降った後では車のタイヤが土の中にはまったり、泥で車が汚れてしまいますが、コンクリートの場合はその心配もありません。
メリット② 見た目がスタイリッシュとなる
コンクリートはスッキリとした見た目に仕上がります。
また建物が洋風であろうと和風であろうと庭と家がマッチします。
近代的でスタイリッシュな雰囲気になるでしょう。
メリット③ 手入れが楽になる
コンクリートならメンテナンスやお手入れが必要ありません。
庭が土や砂利の場合は、雑草が生えてくるので、草むしりなどの手間がかかります。また水たまりができやすいので、雨が降った後はぬかるんで足元が汚れてしまいます。
一方でコンクリートで仕上げてしまえば、泥で汚れる心配もなければ、雑草の心配や草むしりの手間も省けます。
コンクリート以外の施工方法と比較
ここまでコンクリートの費用や、メリット、デメリットについてお話ししてきましたが、コンクリート以外の方法はないのかな?と思われる方もいると思いますので、コンクリート以外の施工方法ついても紹介していきます。
①アスファルト
車が走る道路はほとんどがアスファルトで出来ています。
アスファルトで庭を仕上げる場合のメリットは、コンクリートより費用を抑えることができることです。材料費や工数がコンクリートよりも安く仕上がるからです。
またアスファルトで舗装したその日から車でも上に乗ることができます。
一方でアスファルトのデメリットは、コンクリートより早く劣化してしまうこと。
またアスファルトは黒っぽい色をしているので、家との釣り合いが悪くなってしまうことも欠点です。
②インターロッキング
インターロッキングは、歩道や公園などに敷き詰めてあるのをよく目にすると思います。
インターロッキングで庭を仕上げるメリットは、透水性があるため水たまりが出来にくいことです。またインターロッキングはカラーなものもあり家との釣り合いもよく、デザイン性に優れています。
一方でインターロッキングのデメリットは、ブロックを一つづつ並べていくので施工時間が長いこと。ブロックの隙間から雑草が生えてくるため、草抜きが手間になってくることです。
③砂利
砂利のメリットは、ホームセンターなどで砂利を購入してきてDIYが可能なことです。また業者に依頼したとしても、1㎡当たり2000円前後の費用で済むこともあります。
一方でデメリットは雑草が生えてきて草抜きが手間になってくること。また猫などが糞をしていったりし、不衛生になることもある。
日々の経過で砂利がどうしても少なくなっていってしまうので、定期的にメンテナンスしていかなくてはいけません。
④芝生
芝生のメリットは、緑があり家との釣り合いもよくスタイリッシュな仕上がりになることです。芝生だと水がたまったりすることもなく裸足でも歩きやすい。
一方でデメリットは、芝生も成長してくるので芝生のカットなどに手間がかかることです。
また雑草も生えてくるから草抜きの手間がかかり、猫などの糞などの不衛生も増えます。
⑤固まる土
固まる土のメリットは、ホームセンターでも売っているのでDIYが可能なことです。
また雑草が生えにくく草抜きの手間が省けます。
一方でデメリットは、日当たりの悪い所だとコケが出来やすいこと。また劣化が早く、補修が手間になってくることです。
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以上、コンクリート以外の仕上げ方法を紹介しました。
コンクリート以外の方法を考える際の参考にしてみて下さい。
庭のリフォーム費用を抑える方法
最後に、庭のリフォーム費用を抑える方法についてご紹介していきます。
①複数業者の見積を比較する
業者見積を1社だけにするというのはおすすめしません。
業者の言いなりになり、比較できず、相場より高い値段で注文してしまう可能性があるからです。
比較するためにも3社ぐらいからは見積を依頼することをおすすめします。
同じ庭をコンクリートで仕上げるとしても、業者によって方法や手順が変わってきます。そのため見積内容をみてわからないことは業者に聞いてみましょう。
その時の回答の仕方で良い業者なのかどうなのかが判断できる場合があります。人はみんな良いことばかりを主張したがりますが、デメリットも説明していただけると納得できることが多く信頼関係につながると思います。
同じ見積内容でも金額には差が出てきます。その理由として左官屋など職人を外注手配する業者と自社で出来る業者とでは、どうしても外注発注する業者の方が費用は高くなります。そういった面も考慮して業者を選定していくと費用は抑えていけます。
②閑散期である夏に依頼する
夏はコンクリート工事の閑散期なので、工事依頼すると費用が安くなる可能性があります。
冬場のコンクリート工事の費用は、寒さがコンクリートの品質に影響しないように強度の良いコンクリートを使用することが多いと思います。そういった場合は費用が高くなることもありますので、コンクリート工事を依頼する時は時期も考えて下さい。
③全てコンクリートにせず他の舗装方法と併用する
車が通ったり、駐車する場所はコンクリートにして、人があまりいかない場所は砂利や固まる土どにすると費用が抑えられます。他の舗装方法と併用することで費用を抑えることも検討してみて下さい。
結論:コンクリートの舗装費用は1㎡10,000円~15,000円。安く抑えるには相見積もりがおすすめ!
今回は庭をコンクリートにする費用について紹介しました。
費用は、1㎡あたり10,000円~15,000円となります。
庭の状態や業者によっても工事手順が変わってくるので、正確な金額を知りたい場合は業者に見積もり依頼をしましょう。
またできるだけ費用を安く抑えたいなら、3社くらいに見積もり依頼をしてください。
比較見積もりを取ることで、2社であれば優劣が分かり、3社以上で平均相場が分かってきます。
確かに、手間と労力がかかりますが、業者選びや金額に後悔のないよう比較見積もりを取ることを強くおすすめします。
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