「タイルデッキの施工費用を、近くのホームセンターに見積もってもらったんですが予想より高くて驚いています。この価格は妥当なのか知りたいです。」
そんなお悩みにお答えする記事を用意しました。
本記事を読めば、タイルデッキの施工費用の相場について分かりますよ!
なぜなら、実際にタイルデッキの施工も行っているプロの外構業者が監修して記事を書いているからです。
また記事後半では、タイルデッキの施工費用を安く抑える方法も紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
タイルデッキについて【特徴や施工方法】
タイルデッキの費用相場の解説の前に、タイルデッキの特徴や施工方法について紹介します。
タイルデッキとは、タイルで作られたフラットなスペースのことを言います。
1階の庭部分に取り付けて、BBQや食事やお茶を楽しむ場として、また子供のプールや洗濯物を干すスペースなどに使われる方が多いです。
タイルデッキと似たもので天然木や樹脂素材のウッドデッキがありますが、タイルデッキとウッドデッキとでは施工方法やメンテナンス方法も異なるため、施工費用も変わってきます。
タイルデッキとウッドデッキの違い【施工方法】
最初にウッドデッキの施工方法について紹介します。
ウッドデッキは、基礎の支柱と床のパーツを組み立てていきます。
基礎の支柱は束石で地面に固定しないとならないので、基礎工事が必要になります。
一方で、タイルデッキの施工方法ですが、基礎の土台部分をコンクリートで作り、その上にタイルを1枚ずつ手作業で接着していく必要があります。
さらに、コンクリートとタイルを水平に調節すること、また目地部分には樹脂を入れてキレイに整える仕事も要るので、ウッドデッキに比べると難易度が高く技術力が必要になります。
タイルデッキのメリット・デメリット
タイルデッキのメリット・デメリットについても見ておきましょう。
タイルデッキのメリットは以下の通りです。
タイルデッキのメリット
- 耐久性が高くメンテナンスがラク
- 様々なデザインから選べる
- 庭に高級感が出る
- 雑草の手入れが不要
- 憩いの場、遊び場に最適
タイルデッキの寿命は半永久と言われていて耐久性が非常に高いです。
ゴミや落ち葉はホウキで掃くだけで済みますし、汚れはブラシなどで水洗いで擦れば落とせます。タイルデッキを設置した場所は雑草も生えてこないのでお手入れもラクチンになります。
またタイルは様々なデザインがあるのであなた好みのものをチョイスできます。庭にタイルデッキを設置することで高級感が出ます。
タイルデッキの上で食事やお茶、BBQ、子供のプールも汚れを気にすることなくできるのがメリットと言えます。
一方でタイルデッキのデメリットは以下の通りです。
タイルデッキのデメリット
- 雨や雪が降ると滑りやすい
- 夏場は暑くなる
タイルデッキは雨や雪が降ると滑りやすいです。そのためお年寄りや小さいお子さんがいる場合は、滑り止めタイルを選ぶことをおすすめします。
また夏場に太陽光が直接当たるとタイルの表面が高温になります。裸足で歩くとヤケドしてしまうので、小さいお子さんがいる場合には日除けテラス屋根を設置すると良いでしょう。
タイルデッキの施工費用の相場について
それでは、タイルデッキの施工費用の相場について解説します。
前述したように、タイルデッキの設置は、タイルと、コンクリートやモルタルといった基礎部材が必要になります。
そうした部材の価格と施工費用を合わせたものがタイルデッキの費用相場になります。
また、モルタルと高さを高くしたり、屋根を取り付けるなど、他の工事と一緒に行うと追加費用がかかります。
それぞれのパターンで施工費用の相場を見ていきましょう。
タイルデッキ単体の施工費用
タイルデッキ単体の施工費用は、15,000円~20,000円/㎡ぐらいが相場になります。
以下のように、広さが広くなればなるほど施工費用は高くなります。
7㎡の場合 (約4.5畳)
施工費用の相場:約105,000円~140,000円
10㎡の場合(約6畳)
施工費用の相場:約150,000円~200,000円
12㎡の場合(約8畳)
施工費用の相場:約180,000円~240,000円
グレーチング(排水設備)を取り付ける場合
グレーチングとは、リビング窓とタイルデッキの間に付ける排水設備のことです。
リビング窓とタイルデッキを同じ高さに施工する場合に必要になります。雨水がリビング内に浸水するのを防ぐためです。
ただし、グレーチングの設置費用は高額な追加費用がかかります。
グレーチングを設置するには、タイルデッキをリビング窓まで同じ高さにする工事費用も追加でかかるからです。
グレーチングの追加費用の相場は以下の通りです。
・グレーチング取り付け費用:50,000円/㎡
・タイルデッキ高さ変更費用:7,000円/㎡
7㎡の場合 (グレーチング追加費用含む)
タイルデッキ施工費用:約105,000円~140,000円/㎡
グレーチング追加費用:約100,000円 (約2m)
タイルデッキ高さ変更費用:約50,000円
=合計:250,000円~300,000円
といった費用が相場になります。
このように、リビング窓と同じ高さにタイルデッキを設置するとなった場合、グレーチングの取り付けや高さ調整が必要になるので、倍以上の費用がかかることになります。
屋根を取り付ける場合
タイルデッキの上にテラス屋根を取り付けると、日除けになったり、洗濯物の雨よけにもなるので快適に使用できます。
テラス屋根の価格や施工費用の相場は以下の通りです。
・テラス屋根の価格相場:約100,000円~200,000円
・テラス屋根の施工費用相場:約50,000円
=合計:150,000円~200,000円
ちなみに、テラス屋根の素材を遮熱仕様のものにすると約1万円~、耐積雪仕様のものにすると5万円~ほど費用も高くなります。
テラス屋根の設置は後付け可能なので、日当たりや雨のあたり具合を見てから設置を検討しても良いでしょう。
タイルデッキの施工・リフォーム業者の賢い探し方
結論、外構業者の一括見積りサイトを利用することです。
一括見積りサイトを利用することで、
- 厳しい審査をクリアした優良業者が見つかる
- あなたの住んでいる地域の業者が見つかる
- 複数業者を比較検討できる
といったメリットがあるからです。
もちろんあなたがネットで調べたり足を運んで業者探しをしても良いでしょう。ただそれには手間や時間が掛かるし、せっかく探した業者が評判が悪かったり、見積もりが不当な値段を出してきたり悪徳業者につかまる可能性もあります。
その点一括見積りサイトなら、厳しい審査をクリアした優良業者しか登録されていません。それに自宅にいながらスマホでポチっとするだけで複数業者に見積もり依頼が可能です。
優良業者を手間や時間をかけずに探して、複数業者の中から比較してできるだけ安く施工をお願いしたいなら、一括見積りサイトを使ってみることをおすすめしますよ。
一括見積りは無料ですし、無理な営業もなく、見積もりだけ依頼して結局やらないというのも全然OKなので、気軽に利用してみてくださいね。
ウッドデッキの施工費用とどれぐらい違うの?
タイルデッキの施工費用の次は、比較検討されることが多いウッドデッキの施工費用についても見ていきます。
ウッドデッキも同様に、サイズが大きくなるほどに費用も高くなっていきます。
ウッドデッキ本体の価格+施工費用が合計費用になります。
ウッドデッキ本体の価格相場
・7㎡の場合:約100,000円
・10㎡の場合:約200,000円
・12㎡の場合:約250,000円
ウッドデッキの施工費用の相場
約100,000円
ウッドデッキの施工費用には、ウッドデッキの組立費用、基礎工事、束石設置費用などが含まれています。
タイルデッキとウッドデッキの施工費用の差
一概にどちらが高い安いと言えないのが実情です。
というのも、タイルデッキ、ウッドデッキ共に様々な商品があって価格はピンキリですし、施工にかかる費用も現場によって変わるからです。
ちなみに、耐用年数やメンテナンス費用といった面で見るとタイルデッキのほうが丈夫でお手入れもラクなのでおすすめです。
タイルデッキ、ウッドデッキ、どちらにしても複数業者から見積もりを取ってみて比較してみるのが良いでしょう。
タイルデッキって地域によって費用は変わる?
お住まいの地域によって費用が変わることがあります。
理由は、設置するタイルデッキの機能や設備が異なるからです。
分かりやすい例で言うと、北海道や東北地方の場合、雪が多いので滑り止めタイルや雪除けの耐積雪屋根の設置は必須になります。
そのため、タイル本体の価格、また耐積雪屋根の追加費用などで、他の地域よりも割高になることが多いようです。
また逆に、割安となるケースが多いのは東京を中心とした都心部です。都心部は一戸建ての面積が小さい傾向にあるため、タイルデッキの設置面積も小さくなるからです。
とはいえ、安い業者が良いというわけもないので、業者選びの際は複数業者で比較検討してくださいね。
タイルデッキのDIYはおすすめしません【プロに依頼しましょう】
できるだけ費用を安く抑えようと、タイルデッキのDIYに挑戦しようと考えている方もいるかもですが、おすすめしません。
理由は、難易度が高く、必要な部材が多いからです。
前述しましたが、タイルデッキの設置は、基礎となるコンクリート工事、床面の水平調整、また目地部分にも細かい仕事が必要になります。
それにDIYに必要な各道具(プレートコンパクター、トロ舟、左官コテ、タイルカッター等)を揃えなければなりません。
せっかく道具を揃えたものの、施工が難しいのでDIY失敗→結局プロの業者に修復工事をお願いするとなると余計なお金と時間を使ってしまいます。
そのため、タイルデッキの施工経験がある方、DIYの知識や経験が豊富な方以外は、プロの外構業者に依頼しましょう。
タイルデッキの施工費用を抑える5つの方法
プロの業者に依頼するとなると、施工費用もできるだけ抑えたいですよね。
そこでタイルデッキの施工費用を抑える方法をまとめてみました。
以下の5つの方法になります。
タイルデッキの施工費用を抑える5つの方法
① 地面とフラットにする (高さを出さない)
② グレーチングを設置しない
③ 屋根、滑り止めなどを設置しない
④ 高価なタイルにしない
⑤ 火災保険が使えるか調べてみる
順番に解説していきます。
① 地面とフラットにする (高さを出さない)
タイルデッキをリビング窓と一緒の高さにするには、高さを出すために追加費用がかかるからです。
余計な追加費用を出さないためには、タイルデッキは地面とフラットに施工しましょう。
地面とフラットに施工することで、子供やペットが段差で転ぶことがなくなりますし、お庭を広く見せる効果もあります。
② グレーチングを設置しない
タイルデッキをリビング窓と一緒の高さにするとなると、グレーチングが必要になります。
高さを出す費用+グレーチングの設置費用と高額な追加費用がかかってしまいます。
前述したように、施工費用を安く抑えたいなら、地面とフラットにタイルデッキを設置しましょう。
③ 屋根、滑り止めなどを設置しない
テラス屋根や滑り止めを設置しないことも、費用を抑える方法の一つです。
特にテラス屋根の設置は15~25万円ほどの追加費用がかかります。
テラス屋根は後付けも可能なので、日当たりや雨のあたり具合を見てから設置を検討しても良いでしょう。
④ 高価なタイルにしない
タイルの価格はピンキリで、種類によって数万円単位の差が出ることもあります。
そのため費用を抑えたいなら、できるだけ安いタイルを選ぶようにしましょう。
⑤ 火災保険が使えるか調べてみる
タイルデッキをリフォームする場合、その修理費用として火災保険を利用できる場合があります。
火災保険は、台風、大雪、地震といった火災以外の被害にも使えて、過去の被害も申請がOKだからです(請求期限は3年)。
そのため、タイルデッキが破損してリフォームを考えているなら、火災保険が使えるか確認してみることをおすすめします。
火災保険が使えるかの確認には、火災保険の申請サポートをしてくれるプロレバを利用すると便利です。
火災保険が使えるかどうかを診断をしてくれて、その後にあなたに合った保険会社を紹介してくれるからです。
申請したけど保険が下りなかった...という事がなく、万が一そういったことが起きても費用は一切かからないので、あなたにはリスクなく利用することができます。
詳しくはプロレバの公式サイトを見てみてください。
タイルデッキ単体の施工費用は15,000円~20,000円/㎡が相場です
今回はタイルデッキの施工費用の相場について解説しました。
タイルデッキ単体の施工費用は、15,000円~20,000円/㎡ぐらいが相場になります。
その他、タイルデッキの高さを出したり、グレーチングの設置、テラス屋根の設置などをすると追加費用がかかってきます。
どれくらいの広さにタイルデッキを設置するのか、高さはどうするか、オプションはどうするかなど、それぞれ検討して、あなたのお庭に合ったタイルデッキを設置してくださいね。
また費用を安く抑えたいなら、複数業者からの見積もりは必ず取ってください。
値段や口コミなどで業者の信頼性をチェックして、業者選びに失敗しないようしっかり比較検討してくださいね。
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普段から意識してチェックしてるわけでもないから、相場価格や費用感は分からないですよね。
そんなあなたのために「見積もり金額を下げるコツ」を紹介します。
以下の通りです。
欲しい商品・工事プランが決まっている場合
「○○(商品名)は何%OFFで購入できますか?」
「○○(工事名)の実績は過去にありますか?」
欲しい商品・工事プランが決まってない場合
「○○(フェンスなど)で一番安くできる商品は、いくらぐらいで、何%OFFですか?」
「○○(工事場所・手法)の対応はされていますか?」
上記のように、複数の業者に問い合わせてみてください。
この質問で比較見積もりをすることで、効率的に最安値の価格に近づけることが可能です。
メーカー商品はどこで買っても品質は一緒です。販売価格や工事単価が業者によって違うだけだからです。
とはいえ、「そんないくつもの業者に問い合わせするのは面倒!」という方は、無料で優良業者をカンタンに検索できるサービスがあるので利用してみてください。
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外構やエクステリアのお買い物は一括見積もりがおすすめな理由
価格を安くできて、優良業者が見つかるからです。
外構やエクステリアのお買い物は、一般の人であれば人生に一度か二度経験するくらいのこと。そのため知識がないのが普通です。
だから後悔しないよう、価格を安く、かつ失敗しない外構にするには業者選びは慎重に。
そのため1社だけではなく複数業者に相談することを強くおすすめします。
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業者選び、商品選びとやることも多くなると、結局の目的は何だったのか見失ってしまうことも。。。そんな心配もなくなりますね。
一括見積もりは「検討段階」でもOK
「注文するかどうか分からない」といった、とりあえず考え中の段階でも大丈夫です。
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