「駐車場をドライテックにしようと思っています。どれくらいの費用がかかりますか?あとドライテックの駐車場のデメリットや注意点はありますか?」
そんな疑問にお答えします。
ドライテックは水はけが良く、水勾配をつけなくても水たまりにならない、しかも強度も高く丈夫ということで駐車場には最適と言えます。
ドライテックの販売施工を行なっている当社にも、「新築の駐車場をドライテックにしたいんですが...」という相談を多く頂いております。
その際に「いくらぐらいかかりますか?」といった費用の質問や、ドライテックに関する細かい質問をわりと多くいただくので、今回はその質問にお答えするべく記事を書こうと思いました。
また、ドライテックの特徴的に、駐車場に使用する場合にデメリットとなってしまう点もあったりするので、本記事で注意点としてもまとめたので、ぜひ参考にして頂けたらと思います。
ドライテックの駐車場はメリットが沢山
ドライテックを使用する場所として、最もおすすめと言えるのが「駐車場」です。
理由は下記のメリットがあるからです。
- 水たまりにならない
- 勾配をつけなくていい(フラットな仕上がり)
- 滑りにくい
- 地面の温度上昇が緩和される
- 耐久性が高い
- すぐに使用できる(施工が早く終わる)
- 色をつけておしゃれにできる
ドライテックの最大のメリットなのが、水はけの良さです。
ドライテックの駐車場なら水たまりになりませんので、水しぶきや泥ハネなども起きないので靴や車も汚れません。
また勾配をつけずにフラットに施工できます。
表面もゴツゴツとしているので滑りにくく、お子さんやお年寄りの方も安全。
アスファルトと違って耐久性も高くて沈んだり凹んだりしないし、施工も早く終わってすぐに使用できます。
あとは、施工後に色をつけられるのでおしゃれにアレンジすることも可能です。
このように駐車場をドライテックにするメリットは非常に多く、当社にドライテックの相談を頂く方の中でも、駐車場をドライテックにしたいといった方がとても多いです。
駐車場をドライテックにする場合の費用は?
ドライテックの工事費用の相場は、1㎡当たり10000円〜18000円くらいかかります。
なので例えば、30㎡の駐車場をドライテックにするなら、総額で300,000円〜540,000円くらいかかります。
ただ、なぜそんなに費用の差の幅があるのか?疑問に感じる方もいるかと思います。
これはドライテックだけではなく、下記の工事なども含めた全体費用の相場になるからです。
ドライテックは舗装以外にも工事が必要です
ドライテックを舗装する前に下記の工事が必要になります。
- 植栽撤去
- 土のすき取り
- 残土処分
- 砕石敷き込み・転圧
- 縁石設置
といった工事です。
駐車場の今現在の状況によって工事内容やボリュームも変わるので、1㎡当たりの費用相場も変わるのです。
ちなみにドライテックを舗装する本工事までに、植栽撤去、20cmの土のすき取りと型枠工事、下地用の砕石の敷き込みと転圧まで終わっている場合であれば、ドライテックの舗装工事のみの費用で済むということになります。
ドライテックの舗装工事の費用は、10000円〜12000円ほどが相場と言えます。
ドライテックの舗装工事だけでも費用が変わる点は、地域差によって材料費が変わるからです。
地域によってコンクリートの材料費が違いますし、もっと言えば砕石の費用や、残土処分の費用も地域によって全然違います。
工事内容、また地域差によって、ドライテックの工事費用は変わるという点は抑えておいてください。
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駐車場を自分でDIY。ドライテックは可能?
結論から言えば、可能ではあります。
まずはドライテックを敷き詰める前の、下記の工事をしていきます。
- 植栽撤去
- 土のすき取り
- 残土処分
- 砕石敷き込み・転圧
- 縁石設置
上記の調整工事を終えてから、ドライテックの舗装工事をすることになります。
木や草があれば根っこごと伐採、20cmの深さまで土のすき取りをして転圧、10cmの砕石を敷き詰めて転圧、型枠設置と、木や草、残土の処分、
そして最後にドライテックの材料手配と、ミスが許されないドライテックの本工事という流れになります。
10㎡以下の狭いスペースであれば可能かもしれませんが、これが30㎡くらいの規模になってくると、自分でDIYするとしたらかなり大変な作業になってしまいます。
ドライテックのDIYは1人ではできません
それにドライテックの本工事は1人では絶対にできません。
生コン車から落とされるドライテックを一輪車で拾って、それを運んで施工場所に落として、クワやトンボなどで均していき、転圧をしていくという作業の繰り返しです。
ドライテックは生ものですから、時間が経つと固まってしまいます。
それを考えて、運ぶ→均す→転圧、という作業を1人で行うことは不可能で、30㎡くらいの広さになってくると、3人〜4人の人手は最低でも必要になります。
手伝ってもらうにはタダってわけにはいかないでしょうし、クワやトンボ、転圧機、運搬のトラックの費用など、様々な道具代がかかってきます。
せっかくDIYで費用を抑えようとしたのに、人件費はかかるし、必要な道具を揃える費用もかかる、また大変な作業を限られた時間で行うことは、コスパは非常に悪いと言えます。
ただ、トータルの費用で言えば安く上がることは事実です。
ドライテックのDIYに挑戦したいといった方は、下記の記事で詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
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駐車場をドライテックにする場合のデメリット【注意点】
最初にドライテックの駐車場のメリットをお話ししましたが、一方でデメリットや注意点もあるのでお話しします。
下記の4つです。
- 完全な水平にはならない
- 目詰まりを起こします
- 費用が高くなる
- 施工業者が少ない
1.完全な水平にならない
ドライテックは勾配をつけずにフラットに施工できるとお話ししましたが、完全な水平にはなりません。
表面は多少の凹凸があり、歩くとゴツゴツとした感触がかすかに感じます。
これはドライテックが石と石がくっ付いてできているからです。
石の大きさや形はそれぞれ違うので、転圧してフラットにしたとしても石の形によって表面の凹凸は多少出てしまうのです。
ただ、人の手で行う工事ですので、見た目上はフラットな仕上がりです。波打つような感じにはなりませんのでご安心ください。
2.目詰まりを起こします
ドライテックには空隙(スキマ)があるので、そこに砂ホコリや土ホコリが詰まってしまうという事が起きます。
周りが畑に囲まれていたりして土ホコリが起きやすい場所だと、目詰まりを起こしやすいです。
目詰まりを起こすと透水性が弱くなってしまいます。
ただ、ドライテックの目詰まりについては、ケルヒャーなどの高圧洗浄機で落とすことができます。
目詰まりは頻繁に起こることではないですが、そうしたメンテナンスが必要になってくることはデメリットと言えます。
3.費用が高くなる
アスファルトや土間コンクリートと比べると、費用は高くなってしまいます。
同じコンクリートである土間コンクリートと比べると、ドライテックの材料費は2倍くらい高いので、その部分の費用差というのはどうしても出てしまいます。
ただ、ドライテックの場合は、土間コンクリートよりも施工が簡単なので工事費用だけで言えば安く上がります。
そのため、総額の費用差はドライテックのほうがおおよそ1.5倍くらい高くなるケースが多いです。
ただ、現場状況や地域差によって費用は変わるので、土間コンクリートと費用が変わらないケースもあったりします。
土間コンクリートとドライテック、両方の見積もりをとってから検討してみてください。
4.施工業者が少ない
ドライテックの施工業者はまだまだ少ないです。
また取り扱っている生コン業者も限られています。
なので、せっかくドライテックにしようと思っても、地域によっては業者が見つからないというケースもあったりします。
また施工業者が少ない(競合がいない)がゆえに、法外な見積もりを出してくる業者も中にはいるので、注意が必要です。
ただ、ドライテックの取り扱い業者、施工業者は着実に増えてきているので、だんだんとこの問題は解消してくると思われます。
ドライテックの製造業者や施工業者を探すには「生コンポータル」というサイトがおすすめです。
日本全国のドライテックの製造業者や施工業者が掲載されているので、お近くの業者を見つけることができます。
できれば1社だけにお願いするのではなく、相見積もりをとって業者選定をすることおすすめします。
結論:駐車場にドライテックは最適です!
今回の内容をまとめると、水はけの良さの点でドライテックは駐車場には最適と言えます。
ドライテックの工事費用の相場は、1㎡当たり10000円〜18000円くらいかかるので、駐車場の広さを測りつつ大体の予算をみておきましょう。
また、メリットだけではなく、デメリットがあることも覚えておいてくださいね。
デメリットは下記の4つです。
- 完全な水平にはならない
- 目詰まりを起こします
- 費用が高くなる
- 施工業者が少ない
施工業者が少ない点については、生コンポータルをチェックして業者を探す、もしくは下記「ドライテック施工業者」で紹介している業者までお気軽に相談ください。
もし業者に依頼してリフォームをするなら、業者選びは1社だけに頼らず、複数社の見積もりを取りつつ信頼できる業者を見つけるようにしてくださいね。
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欲しい商品・工事プランが決まっている場合
「○○(商品名)は何%OFFで購入できますか?」
「○○(工事名)の実績は過去にありますか?」
欲しい商品・工事プランが決まってない場合
「○○(フェンスなど)で一番安くできる商品は、いくらぐらいで、何%OFFですか?」
「○○(工事場所・手法)の対応はされていますか?」
上記のように、複数の業者に問い合わせてみてください。
この質問で比較見積もりをすることで、効率的に最安値の価格に近づけることが可能です。
メーカー商品はどこで買っても品質は一緒です。販売価格や工事単価が業者によって違うだけだからです。
とはいえ、「そんないくつもの業者に問い合わせするのは面倒!」という方は、無料で優良業者をカンタンに検索できるサービスがあるので利用してみてください。
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