こんにちは。ドライテックマガジン編集部です。
今回は「家の庭をコンクリートにするかどうしようか悩んでいます。コンクリートにするメリットやデメリットを教えてください。」
といったお悩みにお答えします。
この記事を読んでいる方は、家の庭をどうするかという悩みを抱えていて、
「庭でいろいろしたいけどコンクリートでいいのかな? 」
「人工芝とか砂利とか他にも検討しているものがあるんだよな...」
など、悩みが尽きない人が多いと思います。
そこで今回は、家の庭をどうするかの決断がしやすいように、コンクリートにするメリットデメリット、また人工芝や砂利のメリットデメリットなどもまとめました。
悩んでいる方は是非参考にしてみてください。
庭をコンクリートにする4つのデメリット
まずは庭をコンクリートにするデメリットについて紹介します。
主に次の4つがあります。
庭をコンクリートにするデメリット
- 夏の照り返しがきつい
- ガーデニングができない
- 勾配をつける必要がある
- 撤去費用がかかる
デメリット① 夏の照り返しがきつい
1つ目のデメリットは、夏の照り返しがきついことです。
コンクリートは熱伝導率が高く、熱を蓄えるので、照り返しによるまぶしさに加えて暑さも相当なものになります。
打ち水をするなどの対策はありますが、水の蒸発により蒸し暑さが増すので、暑さが厳しいことには変わりありません。
デメリット② ガーデニングができない
2つ目のデメリットは、ガーデニングができないことです。
後から木を植えたり花壇を造ったりするには、コンクリートを切り崩したりしなければならないので、現実的ではありません。
本格的なガーデニングをしたい人にはコンクリート部分と土の部分を分けて施工するなどの工夫が必要になります。
デメリット③ 勾配をつける必要がある
3つ目のデメリットは、排水性がないので勾配をつける必要があることです。
勾配をつけないと雨水が流れていかず、大雨が降ったりすると水が溜まってしまうからです。
勾配がつけられないほど狭い箇所(犬走りなど)では、コンクリートにできない場合もあります。
デメリット④ 撤去費用がかかる
4つ目のデメリットは、撤去費用がかかることです。
一度コンクリートにしてしまうと、それを撤去するには解体用の重機などが必要になり、専門の業者に依頼しなければなりません。
また、コンクリートの除去によって生じたがれきの処理にも費用がかかります。
庭をコンクリートにする5つのメリット
次にメリットについて見ていきましょう。
メリットは主に次の5つです。
庭をコンクリートにするメリット
- 雑草対策になる
- お手入れしやすい
- 水はけが良くなる
- 耐久性がある
- 見た目がキレイ
メリット① 雑草対策になる
1つ目のメリットは雑草対策になること。
庭をコンクリートにすれば草が生えてくる隙がなくなるので、雑草処理、草むしりをする必要がなくなります。
また雑草が生えていると虫も寄ってきてしまいますが、コンクリートならその心配もなし。お庭の清潔感が増します。
メリット② お手入れしやすい
2つ目のメリットは、お手入れしやすいことです。
芝や砂利、土などに比べて、ホコリやゴミ、落ち葉などの掃除がしやすく、汚れがついてしまっても水で洗い流すことができます。
また前述したように、雑草が生えないので草むしりなどの処理が必要ないですし、害虫駆除や、水やりといったお手入れも必要ありません。
メリット③ 水はけが良くなる
3つのメリットは水はけが良くなること。
コンクリート施工では必ず勾配をつけるので雨が降っても水が流れていきます。
そのため土や砂利のように雨水を吸収して水たまりになることはありません。
メリット④ 耐久性がある
4つ目のメリットは、耐久性があることです。
コンクリートはとても丈夫で、地震などの強い衝撃を受けるとき以外は表面にひび割れや傷などが付きにくくなっています。
そのため庭を駐車場としても利用できるようになります。
日々のメンテナンスはほぼ必要なく、アスファルトと比べて初期費用が少し高くても長期間使用できるので、長い目で見れば経済的でもあります。
メリット⑤ 見た目がキレイ
5つ目のメリットは、見た目がきれいなことです。
見た目は白っぽいグレー色で、薬品や石油類などをこぼしたとしても表面が傷むことがほぼないので、完成後のすっきりした外見がずっと変わりません。
雑草が生えないことや、汚れにくいこともあり、特に手間をかけなくてもいつでも普段の姿を保つことができます。
庭をコンクリートにする際の費用はいくら?
では、庭をコンクリートにした場合の費用はについてです。
1㎡あたりの施工費用は、約10,000~15,000円ほどです。
例えば車1台分のスペースであれば約15㎡、それだと約15万円くらいはかかるイメージです。
逆に面積が狭いと単価が高くなってしまうことがあります。
あくまで相場としての話になります。
以上のことから、1軒家の庭をコンクリートにした場合の費用は、10万円から30万円程度の資金を用意しておく必要がありますね。
庭をコンクリートにする際の注意点
庭をコンクリートにする際の注意点は2つあります。
- 定期的な清掃が必要なこと
- 業者選び
です。
コンクリートは定期的な清掃が必要です。汚れを放置しておくと表面の傷みにつながるからです。
水をまいてデッキブラシで掃除するとよいでしょう。
また施工前に注意すべきなのは業者選びです。
施工の価格は業者ごとに差があり、価格には地域性も関係してきますが、あまりに安い価格の場合は手抜き工事の危険性があります。
そのため1社だけに任せて話を鵜呑みにしないで、複数社の見積もりをとって検討することを強くおすすめします。
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コンクリート以外にした場合のメリット・デメリットは?
ここまでは庭をコンクリートにした場合のメリット・デメリットを説明してきましたが、ここからは比較検討されやすい砂利や人工芝にした場合のメリットとデメリットも見ていきます。
庭を砂利にした場合のメリット・デメリット
まず、庭を砂利にした場合のメリットはおもに以下のがあります。
- 施工にかかる金額が安い
- 歩くと音がするので防犯対策になる
- 家のデザインに合わせた砂利を選ぶことができる
一方で、庭を砂利にした場合のデメリットは、おもに以下のがあります。
- 雑草の除去や、落ち葉を拾うなどの手作業によるメンテナンスが必要
- 駐車場として使用すると、石が跳ねたり、わだちがつく
コンクリートと比較した場合には、砂利のほうが金額の安さ、防犯性、色味や選べるというメリットがありますね。
ただ、年中生えてくる雑草の処理、落ち葉の掃除など、日常の手間がかかるのがデメリットですね。
庭を人工芝にした場合のメリット・デメリット
次に、庭を人工芝にした場合です。
メリットはおもに以下のものがあります。
- いつでも美しい緑の見た目を楽しめる
- 天然芝のように成長しないのでメンテナンスが不要
- 耐久性が高く、一度敷けば10年ほど使用できる
一方で、庭を人工芝にした場合のデメリットはおもに以下のがあります。
- 最初の施工で美しく仕上げるには技術が必要
- 見た目のリアルさを求めると価格が高価になる
- 季節感が感じられない
- 材質によっては燃えやすいので火気厳禁
コンクリートと比較した場合には、人工芝のほうが金額は安いですし、緑に囲まれた感じを楽しめるメリットがありますね。
ただ、リアルさにこだわるとがお金がかかること、冬などは季節感がなくなって違和感が出てしまうというデメリットはありますね。
以上のとおり、庭に砂利や人工芝を使用するにもメリットとデメリットがあります。
メリットとデメリットを比較しながら何を優先順位にして選ぶのかを明確にして、よく考えて選択してみてください。
結論:耐久性やお手入れのしやすさ重視ならコンクリートがおすすめ!
最後にコンクリートのメリット・デメリットをまとめると下記の通りです。
庭をコンクリートにするデメリット
- 夏の照り返しがきつい
- ガーデニングができない
- 勾配をつける必要がある
- 撤去費用がかかる
庭をコンクリートにするメリット
- 雑草対策になる
- お手入れしやすい
- 水はけが良くなる
- 耐久性がある
- 見た目がキレイ
庭をどのように整えるかは、その人が何を重視するかによって変わってきます。
コンクリートは有効な選択肢の一つですが、砂利や人工芝など、他の選択肢とのメリット・デメリットも比較しながら選んでみてくださいね。
もし業者に依頼してリフォームをするなら、業者選びは1社だけに頼らず、複数社の見積もりを取りつつ信頼できる業者を見つけるようにしてくださいね。
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無料で効率的!外構・エクステリアの見積もり金額を下げるコツ
外構・エクステリア商品を買うことって人生で一度か二度あるかないか。
普段から意識してチェックしてるわけでもないから、相場価格や費用感は分からないですよね。
そんなあなたのために「見積もり金額を下げるコツ」を紹介します。
以下の通りです。
欲しい商品・工事プランが決まっている場合
「○○(商品名)は何%OFFで購入できますか?」
「○○(工事名)の実績は過去にありますか?」
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上記のように、複数の業者に問い合わせてみてください。
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メーカー商品はどこで買っても品質は一緒です。販売価格や工事単価が業者によって違うだけだからです。
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外構やエクステリアのお買い物は一括見積もりがおすすめな理由
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ちなみに入力は1分程度でサクッと完了します。外構についての要望が頭の中にある状態で一緒にやっておきましょう。
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