「バーベキューができる庭にするには何が必要ですか?できればオシャレな感じにしたいです」
そんなお悩みを解決する記事を用意しました。
この記事を読めば、バーベキューができる庭が作れますよ!
本記事は、実際にプランニングや施工を行っている外構業者が監修しており、具体的にどんな庭にすればいいのか解説します。
また、おしゃれな施工例も紹介するので、庭づくりに迷うことはありませんよ。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
バーベキューができる庭づくりで考えること
バーベキューができる庭にするには、食べ物の準備や料理をする、快適に食事をする、後片付けをする、といったことに対応する必要があります。
そこで、バーベキューができる庭づくりで考えるべきことは以下の点になります。
・地面・床をどうするか
・屋根はどうするか
・目隠しはどうするか
・洗い物をどうするか
・道具の片付けをどうするか
これらのことが満たせれば、とても快適なバーベキューができる庭にできます。
ただ、一気に全て作るのはお金がかかるものです。また、DIYで作っていくことも可能なので、これから紹介するバーベキューができる庭づくりのコツを参考にしてみてください。
バーベキューができる庭づくりのコツ7選
それでは、バーベキューができる庭づくりについて具体的なコツを紹介していきます。
最初にまとめると下記の通りです。
バーベキューができる庭づくりのコツ7選
- 汚れない・片付けしやすい床にする
- ウッドデッキがあると便利でオシャレ
- 目隠しをしてプライベート感を出す
- テラス屋根やタープで日よけ・雨よけ
- レンガで積むだけのコンロなら格安
- 外水道を設置して洗い物する
- 物置を設置すれば片付けがラクチン
順番に解説していきますね。
①汚れない・片付けしやすい床にする
バーベキューをする際は、庭を歩き回ります。また、食材や飲み物をこぼしたりするものです。
そのため、汚れない、片付けしやすい床(地面)にしましょう。
おすすめは、人工芝、レンガ、タイルデッキ、タイルテラス、コンクリートです。
人工芝
人工芝はお手入れが要らない点がおすすめです。
人工芝は飲み物をこぼしたとしても透水性がありますし、汚れたとしても水で洗えます。
人工芝の上にウッドデッキを設置することもできたりと汎用性があるのも良い点です。
また、子供が走り回って転んでもケガをしにくいので安心です。
レンガ
庭にレンガを敷くことで、洋風な雰囲気でバーベキューを楽しむことができます。
平らに仕上げれば歩きやすいですし、BBQ機材も安定して設置できます。
食べ物や飲み物をこぼしたとしても、水で流すなどすれば落とせます。
レンガは軽くて扱いやすいですが、平坦にキレイに敷き詰めるにはDIYでは難しいので、業者に依頼することをおすすめします。
タイルデッキ・タイルテラス
おしゃれな床にしたいならタイルデッキやタイルテラスがおすすめです。
タイルデッキやタイルテラスには様々なデザインがあり、あなた好みの床にできるからです。
タイルデッキはリビングの掃き出し窓と同じ高さのもので、タイルテラスは地面より少し高いくらいの仕上がりになります。
タイルデッキやタイルテラスなら、食べ物や飲み物をこぼしても水で洗い流せるのでお手入れがカンタンです。
ただし、DIYでやるには難しく、工事費が高くつくのがデメリットです。
コンクリート
コンクリートなら、足元も汚れず、掃除もラクチンです。また、フラットなのでテーブルや椅子、BBQ機材も安定して置けます。
もちろん業者工事になり費用がかさむため、バーベキューをする場所だけ、もしくはコンロを置く場所だけコンクリートにするという方法もできます。
油がコンクリートに落ちても、洗剤とデッキブラシを使って掃除すればキレイになります。
おすすめしないNGな地面
反対にバーベキューに向いていないのが、土のまま、砂利、天然芝です。
土のままだと靴が汚れますし、砂ホコリも舞います。また、飲み物をこぼしたら土がぐちゃぐちゃになります。
砂利の場合は地面が安定しないので、テーブル、椅子、BBQ機材が安定しません。また、食材をこぼしたら砂利のスキマに入って掃除するのが大変です。
天然芝の場合は、バーべキューでこぼした食材や飲み物で汚れる、掃除しにくい、芝生が傷む、といったデメリットがあるので、お手入れがラクな人工芝を選びましょう。
②ウッドデッキがあると便利でオシャレ
ウッドデッキがあるとかっこいいBBQスペースにできます。
ただし、火が落ちると黒焦げになったり、天然木の場合、最悪火事になってしまう危険があります。
そのため、BBQコンロはウッドデッキ以外のスペースに置いて、食事するときだけウッドデッキの上でするのがおすすめです。
人工木のウッドデッキなら、飲み物、油をこぼしても、食器用中性洗剤で拭き取れば落とすことができます。
ちなみに、ウッドデッキがあると、BBQ以外にもちょっとした食事だったり、お茶をしたりといった場所にもできます。
色んな用途で便利に使えて、かつオシャレな庭にできますよ。
③ 目隠しをしてプライベート感を出す
バーベキューをやるなら、外から丸見えは恥ずかしいですし、何かと落ち着かないもの。
そのため、目隠しをしてプライベート感を出すことも必要です。
目隠しには大きく分けて、塀で目隠し、フェンスで目隠し、庭木で目隠し、カーゲートで目隠し、といった4つの方法があります。
塀で目隠し
家の周り、または庭の周りだけに塀を作れば、周囲の視線を気にすることなくバーベキューできます。
お気に入りの色味や建物に合ったデザインにできる塗り壁仕上げにするのがおすすめで、高さは2mくらいあれば十分でしょう。
フェンスで目隠し
フェンスを設置して目隠しする方法もあります。
塀を作るよりも圧迫感がなく、すき間のあるフェンスを選べば風通しも良くなります。
高さは2mくらいあれば十分でしょう。
予算がない方には、置くだけフェンスがおすすめです。文字通り、ポンと置くだけで、難しい工事が要らないのでDIYで設置できます。
フェンスにも様々なデザインがあるので、外観に合う色味やデザインのものを選んでみてください。
庭木で目隠し
塀やフェンスを設置すると、どうしても圧迫感が出てしまいがちです。
そこで、塀やフェンスと一緒に庭木を組み合わせて目隠しする方法がおすすめです。
庭木があれば大きくても圧迫感を感じず、また一戸建てに庭木があると庭のグレードが一気にアップして見えるからです。
ちなみに、庭木には、常緑樹と落葉樹の2種類があります。
常緑樹は1年中葉っぱが落ちないので、目隠しをしたいところに最適です。
落葉樹は秋から冬にかけて葉っぱを落とします。ただ、その分、冬には日差しが注いで、夏には葉っぱが生い茂り日差しを遮ってくれます。
どちらでも良いとは思いますが、もし、庭が狭い場合には落葉樹が向いています。
バーベキューは春~夏にかけてやるものなので、冬でも暖かい日差しがあったほうがいいからです。
一方で広い庭なら、通年目隠しをしたい場所は常緑樹にするなど、落葉樹と組合わせて植えると良いでしょう。
カーゲートで目隠し
カーゲートで目隠しする方法もあります。
本来、車の防犯対策用として設置するものですが、カーポートも合わせて設置すれば、日差しも遮りながらバーベキューが楽しめます。
ただ、カーゲートの高さはそこまでありません。囲ってプライベート感は出せるものの、周囲の視線は気になるかもしれません。
④ テラス屋根やタープで日よけ・雨よけ
引用元:LIXIL
バーベキューをやる時期といえば、5月のGWや、夏の暑い時期が多いです。
そのため、日よけにになる屋根があったほうがいいです。また、屋根があれば急な雨にも凌げます。
屋根といっても方法は色々あり、テラス屋根、タープ、バーゴラ、オーニング、といったやり方があります。
どれも後から工事することが可能なので、ぞれぞれのデザインや値段なども見てみて、一番合ったものを採用してみてはいかがでしょうか。
⑤ レンガで積むだけのコンロなら格安
アメリカの広い庭にあるような本格的なレンガ造りのバーベキュー炉はおすすめしません。
日本の限られた庭のスペースでは邪魔になるだけだからです。
もし、レンガのバーベキュー炉が欲しいなら、レンガを積み上げるだけでOKです。
そして、その上に網を乗せるだけで十分にバーベキューが楽しめます。
網は使い捨てのものを使用すれば洗い物も要らないですね。
雰囲気はどうでもいいなら、レンガではなく、コンクリートブロックを置くのもアリです。
レンガの場合は数多く使いますが、コンクリートブロックなら2つあればコンロが作れますからね。
【おすすめ】バーベキューセット・おしゃれなコンロ
炭を使ったBBQは、炭の用意や、火起こしが必要ですし、灰が飛んだり、炭で庭が汚れてしまうといったことが起こり得ます。
そこで、炭を使わずにBBQをしたいなら、コールマン ロードトリップグリルがおすすめです。
燃料はガスなので、つまみと点火スイッチを押すだけで火が点きます。また、組み立てもラクチンで、タイヤがあるから物置にしまいやすいです。
ガス缶2本(約2000円)で4時間くらいは持ちます。
見た目もスタイリッシュなので、オシャレなコンロでBBQしたいという方にもおすすめですよ。
⑥ 外水道を設置して洗い物する
バーベキューコンロはサイズが大きいし、油の汚れもひどいので、家のキッチンで洗うのはとても大変です。
そのため、庭に水道と大きいシンクを設置して、そこで洗い物をしたほうがいいです。
油汚れがひどいので、外水道にお湯が出るようにしてもらう、または小型電気温水器を使うと汚れも落としやすいでしょう。
洗い終わったらそこに立てかけておけば乾きます。
ちなみに、外水道の蛇口は2つあったほうが便利です。1つはその場で水が出る蛇口、もう1つはホースを取り付ければ、庭の水まき、植物への水やりもしやすいですね。
⑦ 物置を設置すれば片付けがラクチン
バーベキューは、コンロ、BBQ資材、椅子、テーブルなど、様々な道具が必要です。
そのため収納場所として、庭に物置を設置するのがおすすめです。
バーベキュー用品だけであれば、3万円~購入できる小型の物置で十分です。
また、バーベキュー用品以外にも、カー用品、アウトドア用品、外での遊び道具なども入れたいなら、10万円くらいする大型の物置が良いでしょう。
庭でバーベキューをする際の注意点
ここまでの内容で、バーベキューができる庭づくりについて大まかに分かったと思いますが、ここで1つ注意点があります。
それは、ご近所トラブルです。
日本の密集した住宅の中では、庭でバーベキューをするとご近所トラブルに発展してしまう恐れがあるからです。
多いのは、バーベキュー時の喋り声・音楽がうるさい、煙の匂いが洗濯物についた、などです。
自分たちは大丈夫だろうと思っても、気になるかどうかは近隣の人次第ですし、その場で文句を言う人もいれば、後日手紙を投函されて抗議されることもあるかもしれません。
庭でバーベキューをしたいなら守るべきこと
バーベキューをする際には、事前にご近所様に一言挨拶しにいきましょう。
それだけで、何も言わずにバーベキューをすると違って大分印象が違います。
また、やる時間は昼間にしましょう。夜は騒音で苦情になりやすいので、日が暮れる前に終わらせるのがベストです。
そして、苦情があったらとにかく謝りましょう。相手の言い分をしっかり聞けば何か打開案が見つかるかもしれません。
バーベキューで苦情を出さない方法
もし、ご近所との関係を深めたいなら、ご近所様と一緒にバーベキューをやるのがおすすめです。
一緒にやれば当然苦情になることはありません。
また、仲良くなれば、ご近所同士の「お互い様」という思いが生まれるので、これからの生活もしやすくなるでしょう。
また、煙対策としては、脂身の少ない肉を焼くのがおすすめです。
脂身が多い肉は脂が炭に落ちて、それが大量の煙の原因になります。
また、あまり大人数でやらないこと。大人数であるからこそ、喋り声、騒ぎ声が大きくなりますし、焼く量も多くなるので煙も大量に発生しやすいからです。
庭でバーベキューやるなら、できるだけ少人数にしましょう。
バーベキューができる庭【おしゃれな施工例を紹介】
ここからは、バーベキューができる庭のおしゃれな施工例を紹介していきます。
引用元:RoomClip
地面は人工芝を敷き、レンガでつくったバーベキュー炉、周りは木製のフェンスを設置していて、バーベキューがしたくなる雰囲気の庭ですね。また、リビングからすぐに外に出られるウッドデッキがあって利便性も高いです。
引用元:RoomClip
ウッドデッキと人工芝は見た目の相性が良いです。
ウッドデッキ上を食事スペースにして、テーブルと椅子をセッティング。
BBQコンロは人工芝の上で、食材や道具が置ける棚もあると、バーベキューもやりやすいですね。
引用元:RoomClip
モノトーンで落ち着いた雰囲気ですが、地面がコンクリートで、ブロック塀で目隠しもできていて、バーベキューができる庭になっています。
大型のパラソルを設置すれば、日差しや雨を凌げます。
地面や塀、机などの色味を統一して、アンティークな家具を置くことで、オシャレでスタイリッシュな雰囲気でバーベキューが楽しめますね。
引用元:えこてんBBQ
実際にBBQスペースとして運営しているお店です。
人工芝、ウッドパネルで床をつくり、コールマンのガスグリルが黒壁の建物に映えますね。
南国風の観葉植物を置けば、夏っぽさが出て、雰囲気良くバーベキューが楽しめます。
バーベキューが快適にできる庭づくりを
バーベキューができる庭づくりは、まず快適さを優先しましょう。
歩き回りやすい、食べ物・飲み物をこぼしても掃除がラク、日差しや雨を凌げる、洗い物ができる、バーベキュー用具がしまえる、といった要素が必要です。
かつオシャレな庭にしたいなら、モデルとなる庭を探して真似をすると良いです。
自己流で色やデザインを決めてしまうと、ごちゃついた庭になる恐れがあるからです。
ネットで調べたり、モデルハウスを見に行ったり、住宅街を歩いて見て回ったりして、バーベキューができる庭づくりの参考にしましょう。
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